学歴コンプレックスを電子書籍で解決した結果

読書 不安とストレス

学歴は人間の能力を測るわかりやすい指標の一つですが、社会に出てみると学歴の優位性が歳をとるごとに減っていくのがわかります。

 

テストは問いと答えが決まった形ですが、社会人の問題解決能力とはイコールになりません。

社会人の問題解決能力を上げるのが、読書です。

 

低学歴のわたしが年収1000万円以上になったのは、社会人になっても習慣だった読書の結果です。

雑多な知識が一定量溜まると、一気に結びつきやすくなって問題の答えが浮かび上がってきます。

 

『年収1000万円になる仕事術』

みたいな本は内容が無いので、一見すると仕事と無関係な本を含めて幅広く読んだ方が、使える知識の厚みが増します。

 

周囲に参考となる人が居なくても、本で優秀な人の考え方に触れて好影響を受ける事ができます。

動画配信が発達してきても、他者の視点で物事を見る能力や頭に残る知識を得るには読書が最適です。

 

つまらない本を歯を食いしばって読む必要はなくて、自分が興味のある本ばかり読んでいても効果があります。

 

学歴は人生の序盤の結果に過ぎない

学校の勉強は、動物から人間社会に出るための基礎教育に過ぎません。

自分の向き・不向きもそこでわかり、苦手なものも出てきます。

数学が不得意という人の中には、公式が苦手な人が多いです。

 

なぜ公式が苦手かというと、意味を理解していないのに使わされて、答えが出るまでの過程が不明なブラックボックスだからです。

 

公式を使えば答えを出すのが早いですが、社会の問題は公式に当てはめられないものが多いです。

 

他人が作った公式が苦手でも、自分で問題解する能力が高い人はいます。

逆に学歴は高いのに問題解決能力が低い人もいます。

 

コンプレックスは原動力

学歴にコンプレックスを持つことは良い事です。

コンプレックスの使用方法は、欠点を補う行動をする原動力です。

たまに高学歴の人を嘲笑してコンプレックスを解消しようとする人がいますが、これでは自分自身の能力は向上しません。

 

相手を貶めて、相対的に自分の立場が良くなったと思いたがる人は、コンビニ土下座事件の犯人たちと同じようなものです。

 

コンプレックスは失敗の結果うまれます。

失敗を補おうとする時に、人間の能力は飛躍的に向上します。

 

なぜ読書が社会人の勉強に最適なのか

動画配信が普通になって、学習的なものもアップされるようになってきました。

それでも深く頭に残る学習方法として、読書の地位は変わりません。

動画は広範の知識を拾うのに適していて、その中で興味のわいたものを読書で勉強するという使い分けができます。

 

読書が苦手な人は、学校で指定されたつまらない文学作品を読まされた経験があるかも知れませんが、社会人は好きな本を選ぶことができます。

 

読書は他者視点が養える

程度が低い人が注意された時によく言う

 

「お前に関係ねー」

 

という言葉がありますが、あれは他人の視点がないために出る言葉です。

 

実際は他人と関係していて迷惑をかけていても、程度が低い人は自分視点しか持っていないので状況が理解できません。

だから彼らは選択ミスを繰り返して、程度に相応しい地位にいます。

 

程度が低い人は、たいてい読書習慣がありません。

読書をすると他人の視点を取り入れる事ができます。

 

娯楽的な小説であっても、読めば動画より深く他人の視点で物事を考えられます。

 

 

電子書籍を選ぶ理由

紙の本の方が指で触れる感覚やページをめくる動作で、記憶に刻み込む要素が強いです。

それがあったとしても、総合的には電子書籍の方がオススメです。

本の一番の問題は、物理的な置き場所と重さです。

 

読み終わった本を置いておくスペースがなく、捨てざるを得ません。

紙の本はすぐに壁一面を埋めてしまうし、文庫本であっても通勤のカバンに2冊入れたら重く感じます。

 

通勤の電車の中で読んでいて飽きたら、別の本に変える事ができます。

電子書籍端末なら数百冊を入れる事ができ、泊りの外出でも本が不足する事はありません。

 

電子書籍のメリット

たかだか15冊程度でも、重ねるとタワーみたいになってしまいます。

安定しないので、何かの拍子に崩れたりします。

 

それがkindleであれば100冊でも、kindle端末一つ分の厚さです。

 

カバンの中に入れても邪魔になりません。

画面の大きさは、大体新書と同じくらいです。

 

スマホでも電子書籍が読めますが、スマホとは端末をわけたいのでkindleを使っています。

kindleは読んでいても目が疲れにくいようになっていて、スマホより負担が少なく感じます。

 

以前は3Gの通信機能のあるkindleを持っていましたが、漫画に対応していないのと、wifiで十分なので普通のkindleを使っています。

 

 

無料版が豊富

アマゾンの戦略にハマッてしまって、プライム会員になっています。

指定日配達無料と、プライムビデオを観るために入会しましたが、本も無料のものが多くあります。

 

無料だと、今まで自分が読んでこなかったジャンルの本を読む動機になります。

自分の世界を広げるのに、読んだ事のないジャンルの開拓が効果あります。

 

電子書籍のデメリット

本のセール中に大量に電子書籍を買いましたが、読まない内にライブラリの中で埋まってしまいました。

紙の本は積んでおくことで、いつまでも存在を意識する事ができますが、電子書籍にはそれがありません。

買った順番で並べ替えをする機能や、未読に分類したりすれば良いと思いますが、その管理がおっくうです。

 

追記:自分で電子書籍を出してみました

無料のグーグルドキュメントを使って、自分で電子書籍の出版をしてみました。

学歴よりも新しい事を調べる探求心があれば、独力で出版まで可能です。

労力的に月収300万円くらいの印税が妥当かと思っていましたが、実際は月に数万円でした。

 

ですが自分の知識が他の人の役に立つという事が、お金以上の喜びでした。

わたしの人生が読書で救われたように、読者の人生が向上するのはうれしいことです。

 

無職だから電子書籍を出版してみた件
無職になって数年、ようやく作家の肩書を手に入れる事ができました。 ブログでコツコツと書く感覚をおぼえたので、いよいよ電子書籍を出版してみました。 教科書に採用されるかもとか、夢が広がります。 出版に...