運気を上げる方法を現実的に考える

引き寄せ

わたしは新卒の就活から逃げて、正社員になってからも嫌な職場から逃げましたが、最終的に大企業平均より高い年収をもらいました。

 

共同出資で起業した会社は優秀な代表のおかげで拡大し、自社株の価値が大きく上がりました。

億り人となって早期リタイアした今は、上場株式の配当金で自分に合った生活を送っているので、運に恵まれた半生と言えます。

 

そんなわたしの実感として、運というのはサイコロを振るような偶然ではなく、生き方によって引き寄せられるものという認識です。

運気とは何か?

昔の人が望ましい行動様式を広めるのに、最も効果的だったのか『運気』というオカルトを絡ませた言葉だったのではないでしょうか。

呪いや迷信が信じられた時代に、衛生観念の理屈を教えるよりも

「水回りを清潔にすると運気が上がる」

と言った方が手っ取り早かったのではないでしょうか。

 

しかしオカルトを絡めた結果、運気はナゾの力で決まるような印象になってしまいました。

ここではわたしの経験を踏まえて、『運』というものを現実的な視点で考察していきます。

運とは細かな選択の結果が重なったもの

今年もわたしは好きなことだけをして過ごすことができました。

これは今年の行いが良かったのではなく、10年・20年前にさかのぼる選択の積み重ねの結果です。

 

わたしの大きな選択としては、優秀な人材の競争相手が少なかったIT業種を選んだことや、共同で会社を立ち上げたことがあげられます。

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その大きな選択も偶然ではなく、

「自分は終わってない」

と思いながらやってきた、小さな選択の数々が結実したものです。

運は自分の内面から湧いてくるもの

人の行動は思考によって決まりますが、その思考は気持ちが大きく影響します。

だから運の起点になるのは、自分の気持ちということになります。

 

嫌なことがあって「運が悪いなぁ」と思っていると行動が引きずられて、次も悪いことが起こる選択を選んでしまいます。

 

昔の人はこの現象を「泣きっ面に蜂」であらわしましたが、同時に「笑う門には福来る」という運の良さに関する法則にも気づいています。

わたしの実体験でも意識的に「笑う門」を実践し始めてから、運気(気持ち+行動)が変わっていきました。

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ゼロから運気を上げる

わたしが一番キツかったのは、一勤務24時間の警備員のバイトをしていたころです。

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この最悪期にわたしがやったのは、作り笑顔を浮かべて楽しい人生だと脳に思い込ませることでした。

人間の脳は騙されやすいので、作り笑顔をしても楽しい状況だと思って脳内ホルモンを分泌させるのだそうです。

 

前に進むためにわたしは警備員のバイトを辞めて、農家の住み込みのバイトに向かいました。

太陽の下での労働は幸福感を上げる効果があり、農作業で体はバキバキに仕上がって自信がみなぎり、正社員の就職を目指す下地ができました。

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感謝が運気を上げる

目の前の小さなことに感謝をすると良いことがあったような気持ちになり、自分は運がいいと思うことができます。

 

感謝を習慣化することで良いことに気づく感性が磨かれ、チャンスが来た時に気づきやすくなります。

わたしが最近新たに始めた感謝は、セミセルフレジ(会計だけセルフ)で「お願いします」と「ありがとうございます」を言うことです。

 

プラスの言葉は自分が言う側であっても、脳にプラスの作用が働くのだそうです。

運気を下げないテクニック

運気が下がるのは、何か悪いことがあって気を削がれた時です。

だから悪いことをそのまま飲み込まずに、解釈を変える習慣をつけます。

 

わたしは若い頃に頻繁に仕事を辞めていましたが、仕事を辞めたという部分にフォーカスを当てるのではなく

「これで嫌な人と会わなくて済む=幸福度が上がった」

という風に、ラッキーなことにだけ目を向けました。

万事この調子で物事を捉えていたら、自分には幸運なことしか起こらないような気になり、チャンスが来たら怖気づかずに行動できました。

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運気が下がるような人と関わらない

人間は社会性の動物と言われていて、他者からの影響を大きく受けるようにできています。

特に内向型の人は他者の感情に敏感なため、不機嫌をあらわにするような人の近くにいると、気持ちが損なわれる=運気が下がります。

不幸な話を受け止めない

よく知らない相手でも弱々しいトーンで不幸な話をされたら、なんとなく耳を傾けないと悪いような気がしてしまいます。

こういう人に目を付けられやすいわたしも耳を傾けては、不幸のおすそ分けをもらって気を落としていました。

負の感情が強い人を生き方のモデルにしない
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そんな経験を繰り返していく内に不幸話で近づいてくる人は、性格に難があって周囲に避けられるので、構ってもらう手段として不幸話を使っていると気づきました。

彼らに優しい言葉をかけても終わりではなく、むしろギアを一段階上げて不幸を共有させようとしてきます。

 

詐欺師の”頂き女子りりちゃん”は、不幸な話に食いついてくれるおじさんをカモにしていたそうです。

誰にでも優しいというのは美徳にみえて、危険な人を引き寄せてしまう行為です。

 

今のわたしが頂き女子に「家賃滞納でアパート追い出されそう・・・」と言われたら、手作りのラップを奏でる自信があります。

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関わると運気が下がる人が存在している理由

時空がゆがんでいるかと思うほどヒネくれていたり、楽しい雰囲気に水を差してほくそ笑むとか

関わると『運気が下がる=気を削がれる』タイプはいろいろな所にいます。

 

わたしはこういった人がいない環境を求めて、それが成功につながりました。

彼ら疫病神のような人たちは、居てはいけない場所を知らせる目印として存在しているのではないでしょうか。

自分の心の声に従ってみる

いい大学に行かないと人生終わりとか、結婚しないと幸せになれないとか、そういうテンプレートに合わせて生きようとすると無理が生じます。

人間には幸せを目指す本能が備わっているので、自分の心の声が人生の羅針盤になります。

 

わたしは独身を選んだ時も、普通より早く会社を辞めた時も、自分にとっては最良の選択だと思ったことで道が開けました。

今はやりたいことだけをやって、ますます運気が上がったような気がします。

早期リタイア生活の、ある一日の絵日記
これは早期リタイア生活数年目になる、わたしのある一日の行動です。 この日は、月に一度の花粉症の処方薬をもらいに行く日なので、かなりスケジュールが詰まった一日です。 最近は書籍を出すために文字ばかり書いていたので、今回は絵日記帳に...

 

リタイアして5年になる今年は株の含み益が2千万円超で、配当収入も過去最高になりました。

気持ちにも時間にも余裕があったので、なんとなくわかってきた運の仕組みを書いてみました。

皆さんの参考になれば幸いです。