求人募集している会社は、色々な理由で転職サイトを切り替えます。
一つの転職サイトで広告を取り下げても、別の転職サイトではまだ募集をしていたりします。
また、1社の求人広告の推移を見る事で、その会社がどんな状況なのかもわかります。
転職サイトは複数比較と、推移を観察する
採用に積極的な会社は、転職サイトを色々と試します。
転職サイトにも良し悪しがあって、出稿する会社は反響が良いサイトに継続して出稿します。
反響が良いというのは応募数だけでなく、採用した社員の質も含まれます。
反響が薄かったり、面接に来た人の質が良くない応募者ばかりだと、しばらく別の転職サイトに広告出稿します。
なので一つのサイトでチェックしていて、その会社の広告がなくなっても、求人募集が終わっているとは限りません。
別の転職サイトに移っただけかも知れません。
それと、定員に達して応募を打ち切った会社でも、2ヶ月後くらいに出稿を再開する事があります。
採用した人が試用期間で辞めたり、レベルが低すぎたりで採用をし直します。
こういう時は急ぎの採用で、基準が落ちている可能性があります。
例え一度落ちた会社でも、再度応募に挑戦しても良いと思います。
同時期に応募した他の人が、たまたまレベルが低い人たちばかりの事があります。
複数回の行動が、幸運を引き寄せます。
転職サイトにも個性がある
転職サイトにも色々あります。
広範な会社を扱っているとか、新規に設立された会社に多く利用されているなど。
どの転職サイトに載っているかによって、掲載されている会社の特徴もわかります。
昔からある転職サイトだけでなく、比較的新しいウォンテッドリーやindeedといったものにも出稿するのは、採用の試行錯誤に積極的な可能性があります。
新規のものは、出稿方法が少し異なるので広告原稿作りに新規の手間がかかります。
手間やコストをかけてでも積極採用をするのは、経済状態が良好なためです。
わたしの会社も積極的に求人広告を出していましたが、ベンチャーなので知名度が低いうちは応募があまりきませんでした。
なので採用基準をかなり落として採用をしていました。
後に知名度と評判が上がったら、多数の応募があって採用基準を上げても定員が埋まりました。
同じ会社でも入社の時期によって、難易度は異なります。
ベンチャーはうさん臭い会社も多いですが、しっかりと選べば青田買いができます。
決算期に合わせて採用を増やす事例
これはわたしの会社の例ですが、決算期になると求人採用を多めにとる傾向がありました。
決算期になると、その年度の利益がほぼ確定するので、余剰利益を採用教育費に使います。
求人広告を多く出して、採用数も増やしていました。
会社によって採用数の変動は異なると思いますが、新卒が辞めたので補充をするとか、タイミングによって難易度が下がる時があります。
継続的に転職サイトを見る事で、幸運な状況に巡り合う機会は確実に増えます。
転職活動は不安な気分になるので早く終わらせたいところですが、長期的な活動でチャンスは広がります。
数回の面接でヘトヘトになって、これを長期にやると思うと気が重くなるかも知れません。
しかし、転職活動が習慣化すると、慣れによって精神的な負担は和らぎます。
ベンチャー企業は、仕事さえできれば重箱の隅をつつくような事は少ないので、ラフな気持ちで臨めます。
人材紹介会社は意外とハードルが低い
わたし個人は誇れる経歴が無かったので、求職者の立場で人材紹介会社を使った事がありません。
しかし、採用側では人材紹介会社を使用した事があります。
人材紹介会社を経由して採用をすると、数十万円から多い時は数百万円を紹介会社に支払います。
それで採用をした人に関して、思ったよりハイスペックではないという印象を持ちました。
上場企業の経歴の人もいましたが、過去の通過点という感じで、今現在のスキルは高くない印象でした。
通常の転職サイトからの入社した人の方が、伸びていく事もありました。
とはいえ、経験者で係長以上の人を採用する時、人材紹介会社のフィルターを通した方が効率が良かったので使用していました。
人材紹介会社の指導なのか、職務経歴書が盛って書いてある事が多かったです。
これは求職者(ユーザー)の立場からすれば、転職活動をサポートしてくれる事になるので、利用して損はないと思います。
このサイトをご覧になる方は、自己評価が低い傾向の方が多いです。
そういう人が想像しているより、世の中の平均は高くないです。
少し自信を持って、お試しで人材紹介会社に登録しても良いと思います。
人材紹介会社は求職者をジャッジする立場ではなく、求職者を企業に入社させてお金を稼ぎたい会社です。
求職者はお客さんなので、登録に遠慮をする必要はありません。
人材紹介会社は、大小さまざまな所があります。
中には、個人で人材紹介をやっている人がいました。
色々なパーティーに参加して知り合いを増やしているだけで、就業フォローはできないような人もいるので注意してください。
ハローワークは殆ど使用せず
ハローワークは無料で募集できますが1回・2回程度の使用でした。
応募者の質が、有料の転職サイトと大きく違いました。
無料で出稿できるのでブラック企業が多く、その為にネット環境があるユーザーは逃げてしまっています。
枯れた池の生態系のように、悪循環な状態なので、出稿するだけ手間になるので使用しませんでした。
ユーザーが面接を受けた会社のレビューを書けるなら、ブラック企業を追い出して正常化できそうに思います。
どんなものでも無料だと荒まないでしょうか。
入園料が数百円の公園がありますが、おかしな人を見かけません。
わずかな入園料でも、フィルターの機能が働きます。
無料に群がる会社には、あまり良いイメージは抱けません。