それにお金ではなく、自分に最適な仕事で探すと満足しやすいです。
仕事を給料の金額で探すとロクな事になりません。
給料額の高さと幸福度は比例していません。
自分が満たされたり、パズルのピースがハマったような楽しさを覚える適職を探すのが一番です。
とはいえ、給料額が少なくて不満に思う人もいると思うので、給料が上がる仕事について。
給料が上がる仕事は決まっている
給料が上がる仕事の選び方は、単純に労働力に対する成果の量が大きいものを選べばいいだけです。
例えば1個100円の石を販売する仕事と、1個1,000円のキレイな石を販売する仕事は、同じ労働力なのに利益はまったく違います。
単純な話ですが、1個100円の石を販売する仕事の方が楽だと思ったり、沢山売れば儲かると思って仕事を選んでいる人が多くいます。
1個1,000円の石を販売する事は、そんなに特殊な技量を必要としません。
ただ100円か1,000円の仕事を選択するだけです。
これを邪魔しているのは、本人の先入観だけです。
学歴が低いので1,000円の仕事には就けないとか、難しいなど。
わたしは低学歴でフリーターをしていましたが、面接と自己PR方法を改善して、就職する事ができました。
年収が大台に乗った時でも、労働力や仕事の大変さはフリーター時代とそんなに変わりませんでした。
安定を求めてついたIT系の仕事は給料が高かった
バブル崩壊後にリストラとか、悲観的なニュースばかり流れていたので、とにかく安定した仕事に就きたいと思っていました。
安定と言えば公務員ですが、学歴的にも無理でした。
非効率で書式がガチガチに固まった仕事内容も、数学の公式が苦手だったわたしには不向きでした。
そこで、当時としては新しい業種で右肩上がりのIT系なら、業界的にしばらくは続くと思って選びました。
それが思ったよりも他業種からのお金の流入が多くて、割と適当な会社でも右肩上がりの所が多かったです。
アルバイト時代も手を抜かずに仕事をしていたので、IT系でも仕事にかけるカロリーは同じくらいの感覚でした。
ですが、IT系では給料が一度に数万から十万円以上上がりました。
適職だったといのもありますが、業種自体の売買額の大きさがあったからこそ、給料も上がりやすかったです。
1個を売る大変さは、どの業種でもそんなに変わらないと思います。
例え金額が高くても、それ以上の効果が見込めるものなら割と簡単に売れます。
人が離れていくオワコンの業種を一生懸命やるのは、エスカレーターを逆走するようなもので給料は上がりません。
仕事を一生懸命やる前に、業種選びが重要になります。
未経験の業種への挑戦でも、成功する確率は上げられます。
絵描きを例に収入の違いを考える
油絵とか水彩画で食べていける人は、ごくわずかです。
購入して絵を飾るような顧客が少ない上に、時間をかけても1枚しか書けません。
高尚な趣味のレベルと同じです。
絵を描く才能をスマホゲームで活かしたら、やる事はさほど変わらずに収入を得ることができます。
スマホのゲームに課金されると言う事は、間接的に自分の絵が売れたのと同じです。
絵は額縁に入れるスタイルより、スマホに入っていた方が広く販売できます。
やっている事は同じでも、場所を変えるだけで収入は大きく変わります。
アルバイトは給料が上がりにくい
何年も会社に属しているのに、給料が上がらなくて不満に思っている人もいるでしょう。
わたしも昔、一日いくらの日給制のバイトをしていた頃に賃上げをお願いした事があります。
ビルの窓清掃のバイトで、前回の賃上げから半年くらい経った頃に、再度の賃上げをお願いしました。
このバイトは仕事が早めに終わったら、そこで現場解散して帰れます。
作業に習熟して2時間くらい早く仕上げても、移動を考えると現場は増やせません。
会社の数字で考えたら、作業員が長く在職していても現場の数が変わらない限り売り上げは増えません。
わたしは何の数字的裏付けもなく、自分の気持ちだけで給料が上がるものと考えていました。
当時は、長くいるんだから給料上げてよという、甘えた発想をしていました。
こういう経験があり、後に伸びしろがある仕事を選ぶようになりました。
給料が高い仕事は大変という勘違い
給料があまり高くない頃にする勘違いは、
『倍の給料をもらうためには、今の倍の仕事をしないと』
という事です。
それだったら給料はあまり高くなくてもいいやとなってしまい、それなりの仕事を選んでしまいがちです。
わたしはそう考えていた頃が最も仕事が大変で、給料が上がるにつれて自由度が増して、大変さは減っていきました。
遠慮をしてしまう
日本人的な特徴として、高い給料に申し訳なさを感じてしまいがちです。
これは自己肯定感が低い人に多いです。
これに対する対処は、セルフカウンセリングのように
『自分は高い給料をもらうに値する』
と思う事です。
わたしは献血や街頭募金をするたびに、『自分は高い給料をもらうに値する良い人間だ』と自己暗示をかけていました。
それでもらった年収の最高額は、大企業の40代平均が600万円の頃に、わたしは2,500万円でした。⇒ 経歴
他の人の収益を上げると、給料はもっと上がる
個人で収益を上げられる仕事の仕方ができたら、次は他の人も効率的な仕事ができるようにしてあげます。
一人だと、いくら効率的な仕事の仕方をしても、限界があります。
他の人に仕事を教えてあげられるようになれば、管理職としての給料が得られます。
自分だけでやる仕事か、他人を指導するかにも給料の壁があります。
この壁は、乗り越えるのに高いようで、実際はそれほど難しくありません。
アルバイトで新規で入った後輩に仕事を教えた事があるなら、それと大差ありません。
長く在職しているだけでは給料は上がらない
一つの仕事を長くやっても、利益を増やせなければ給料は上がりません。
低賃金と言われる介護職は、利益が生まれにくい仕事です。
職員一人で面倒を見れる人数の上限は決まっています。
同じ体力仕事でも、建設業なら仕事の速さが収益に直結しますが、介護は人が相手で終わりがありません。
介護と同様に給料が安いと言われるのが、保育士です。
こちらも人を扱うため、効率化が難しい仕事です。
こういった仕事は、収益を追い求めるような仕事ではありません。
人とのふれあいに幸せを感じる仕事です。
助成金で補うにも、助成して相応のメリットがないと支援は始まりません。
10億円の助成の結果、経済効果が12億円生まれますといったようなメリットです。
ここでも気持ちでは給料は上がらない構図です。
給料は仕事で生み出すお金と比例します。
給料が上がる仕事とは
給料が上がりやすい仕事はいくつかあります。
その中で、自分で情報を調べてこのサイトに辿りついた人に向いているものをお話しします。
給料を上げたいという目標に対して、情報を探してここまで読み進める人は、物事の前後関係を理解する人です。
そういう人は、作業工程を考える事で給料が上がります。
自分一人分の仕事をするより、多くの人が関わる仕事の工程を考える方が、給料は上がりやすいです。
ハンバーガーのマクドナルドがあります。
普通のハンバーガーショップでしたが、店内のキッチンを見直して、配置や作業を変える事で人気店になりました。
他とは比較にならないほど、ハンバーガーを安く・早く・均一に作るシステムを構築しました。
コンピューターがない時代から、システム(フロー)の概念は存在していました。
これを設計・実践できる人の給料は上がります。
こういう作業は、実際には生みの苦しみや既存社員の抵抗があったりします。
あなたがどんなに良いものを考えても、既存社員に押しつぶされるかも知れません。
そういう時は、その成果を持って転職活動をして、革新を必要としている会社に入ればいいのです。
給与や昇進規定が膠着化していない、ベンチャーだと手っ取り早いです。
あわせて読みたい