わたしは職歴が多くて、
安い時:年収200万円以下(社保なし)
高い時:30代以降は大企業平均以上
という幅のある経験をしました。
わたしはガツガツした事が苦手なので、非営業系の仕事ばかり選んで給料は安かったです。
けど方向性を少し変えてみたら、資格を取ったりしなくても大企業平均以上の給料がもらえるようになりました。
独身で貯金体質という事もあって、40代で早期リタイアしてこのブログを書いています。
⇒ 経歴
事務系のコツコツした作業ができる人は、割とできる仕事はあります。
そういう参考にしてもらえればと思って、書いていきます。
※アフィリエイトに誘導する記事ではありません
事務員の給料が安い割に大変な理由
事務員は会社の活動の中で、一番最後の位置にある仕事です。
だから他の部署に振り回されやすくて、例えるなら子供が散らかしたおもちゃを片付ける親みたいな立ち位置です。
特に給料が安い会社ほどルール無用で散らかし放題にするので、事務員の仕事は大変になります。
わたしは色々な職場を経験しましたが、給料が安い会社の方が仕事はキツかったです。
お金にならない仕事を振られやすい
事務員ってお金を欲しくない人だと思われているのか、お金にならない仕事を振られがちではないでしょうか。
続けてもスキルになりにくい雑務ばかりなので、これも給料が上がらない要因です。
精神修養か何か知らないですが、自宅でトイレ掃除してるので職場でやる必要なくないですか?
事務員が高い給料を目指すには
営業がムリだから、消去法で事務員を選ぶ人も多いかと思います。
ですが営業と事務の間には、それ以外にも色々と仕事があります。
営業でなくても稼げるのは、『めんどくさい仕事を楽にする』というものです。
『気が利く』を仕事にするだけで、給料を上げる事ができます。
かくいうわたしも営業の仕事では、細かいことを気にしすぎる性格で惨憺たるものでした。
その性格が別の仕事では、才能として活かせます。
お金周りのいい業界を選ぶ
「お金周りの良い会社を選ぶなど、当たり前だ!」
とお思いかも知れませんが、その時に絶頂にある会社を選びがちです。
そういう会社は入社の難易度が高い割に、既に衰退の入り口に入っていたりします。
わたしは大企業に入れなかったのでベンチャーしか選択肢が無かったですが、結果的に30代で年収1000万円以上になりました。(35歳の平均年収が500万円弱の頃)
自分の実力以上に給料がもらえたのは、右肩上がりの業界にいたためでした。
入りやすくて給料が上がりやすい会社は、確かにあります。
ただ、スタートは雑居ビルだったりしますが・・・
事務員のスキルを活かして給料を上げる
事務員の人は自分が何もできないと自信を喪失していて、労力を安く売る傾向があります。
ですが机に長く座っていられるだけで、立派なスキルです。
ベンチャーで落ち着きがなく、デスクワークでミスを連発する過活動な人がいました。
そういう人に接していると、落ち着いて作業できる事はスキルだという事がわかります。
数字を扱うなら、データを扱う方が稼げる
事務員の仕事は数字を扱いますが、整理して格納するだけなので給料が安いです。
少しだけ方向性を変えて、同じ数字でもデータを扱うと大きく稼ぐことができます。
データ分析とかは難しく語る人が多いので、難易度が高いと思われがちです。
ですがわたしみたいな専門学校卒(すでに潰れた学校)でも稼げた仕事です。
エクセルが出来れば始められます。
信用を得て高給をもらう
わたしの最高年収は2,500万円です(大企業の40代の平均年収が約600万円の時)。
他にも自社株を持たせてもらったので、早めのリタイアが可能になりました。
この高給は、自分の信用度を上げた結果でした。
会社が困るのは、銀行口座を任せられる人材が少ない事です。
絶対に不正をしないという信用を得れば、それが給料に変わっていきます。
このルートであれば、事務員でも給料を上げることが可能です。
給料が安い状態を変えるなら、この分野の勉強
事務員の特性を考えると、プログラミング関係がオススメです。
システムは拒否反応を示す人も多いと思います。
わたしも勉強を始めようとしたら、パソコンをサーバー化する必要があると言われ、途方にくれました。
そのあたりを飛ばしてプログラムに触れる方法を紹介します。
ガッツリとシステム関係の仕事に就かないなら、これで十分です。一般の会社で使える範囲も広いです。
仕事を観察する
業務を改善する時、前後の業務をよく観察します。
そして、両方を同時に満たす最大公約数的な部分を見つけます。
こういう二回重複してやっているような作業を、一回に減らすところから始めます。
経験を何度も積んでいくうちに思考の幅が広がっていって、どんどん効率化できるようになります。
わたしは面倒くさがりなので、機械で自動的に処理されるようにして楽をしました。
会社って不思議なもので、楽をした方がお金をもらえるんですよね。
変革は色々と抵抗を受ける事がありますが、最終的には地位と年収は確固としたものになります。
資格は不要
資格を取るためには、実践的でない部分も勉強する必要があり、無駄が多いです。
会社側も採用をする中で、資格と能力の関係に疑問を持ったりします。
実践的なプレゼンの資料やデモを作って、面接で見せた方が効果的です。
ネットで応募した時にアピールするなら、自分でサーバーを借りて制作物をアップして、それを見てもらう方法があります。
わたしが未経験業種に入れたのは、面接でノートパソコンを使ったデモンストレーションをした事が大きいです。
事務員の給料が安い理由を考える
わたしが見て驚いた会社は、営業社員の領収書を台帳にぺたぺたとノリ付けする仕事がありました。
こういう会社に入って、仕事のやり方を変えるのでも稼げると思います。
ですが変革を嫌がる人が多いので、抵抗を受けて精神的に疲れると思います。
わたしの経験では改善で仕事が楽になるのに、怒って辞めてしまう人がいました。
給料が安い状態をループしやすい
給料が安くて余裕がないと、思考力が落ちて変な転職先を選んでしまいがちです。
このループから脱出するには、自己暗示でもなんでもいいので、
『自分はお金を得るに値する人間』
と思う事です。
給料が安い人は心のどこかで、『自分なんて・・・』と思っているのではないでしょうか?
わたしがそうでした。
経理に転向すれば稼げるか?
経理も事務員と同様、機械化の波に晒されています。
お金周りの部分もネットで済ませられるようになり、実物の現金がデジタル数字に置き換わりました。
このデジタル数字に変わったお金の部分を、機械化で処理することが出来れば、経理でも給料は上がります。
このあたりはエクセルに少し手を加えた程度でできる、簡単なプログラムで実現できます。
一番簡単な解説を書きました。