電車通勤のストレス源の正体

ストレス軍団 不安とストレス

皆さんが受け持った新人の中で、ズバ抜けて仕事がデキなかった人を思い浮かべてください。

見本を見せても間違いは一向に直らず、パターンを教えても登場人物が一人変わっただけで当てはめられなくなる人たちです。

 

返事は基本「ふぁい」です。

 

彼らがどうやって電車に乗って通勤できるのか、不思議に思うくらい何も考えずに行動をします。

それが、電車通勤のストレス源になる人です。

 

どこかの会社に行く、ズバ抜けて仕事がデキない人に遭遇しているのです。

仕事は少なからず他人の視点が必要ですが、彼らの頭の中には他人の存在がありません。

 

自分がどう振舞うと他人に干渉を及ぼすのかという、高等な予測は考えられません。

だから彼らはノンストレスで通勤が出来て、その分のストレスを普通の人が被ります。

 

電車通勤のストレスは反対側に立っている人が起こす

満員電車という空間は、少し離れた場所でも乱れが生じると影響を受けます。

イスの前に立つ時、後ろを通れるようにするためなるべく前につめて立ちます。

 

しかし目いっぱいつめているのに、後ろを通る人がぶつかってきたりします。

 

これは、自分と背中合わせの反対側に立っている人が、前につめないで立っているために通路が狭くなっているからです。

 

その人の前に座っている人が、足を組んでいるとかでなくてもつめません。

気が利かない人は、視点が足りないので後ろの状況が頭にありません。

 

例え目に入っても理解ができません。

もしこういう人の祖先が厳しい戦国大名に仕えていたら、無礼切りされていて子孫を残せなかったはずです。

 

電車のドア横で端に寄らない人

ドアの両サイドの戸袋あたりに立つことがあります。

あまり他人の影響を受けない人気スポットです。

 

ターミナルで人が大量に降りる駅でなければ、端に寄るだけで乗降客をやりすごせます。

しかしこれも、反対側の戸袋に立っている人が端に寄らないと乗降客と軽く接触してストレスがかかります。

 

端に寄らない人には近寄りがたいのか、乗降客は端に寄っている側の人に軽く接触します。

端に寄らない人に

 

「なぜ、端に寄らないんですか?」

 

と聞くと、きっと頭が割れそうになるような突飛な答えが返ってきそうなので、聞いたことがありません。

その答えに触れたら、あちら側に行って戻ってこれないような怖さがあります。

 

降りる人に道を開けていると割り込む人にストレス

 

電車は降りる人が先なので、ドアの横に避けて待っています。

するとわたしの後ろに並んでいた人が割り込んで、降りている人の進路を塞いで入り込んでいきます。

 

その流れに便乗して、割り込んでいた人の後ろに並んでいた人もなだれ込んでしまいます。

降りる人は一列にならざるを得ず時間がかかり、ちゃんと待っている人が余計に待たされます。

 

この、割り込みをかける人の横顔を見ると、ゲゲゲの鬼太郎で妖怪に精気を吸い取られるモブキャラに似ていました。

 

 

今まで観察してきましたが、精気のない操り人形のような顔が多かったです。

 

 

まあまあ混んだ電車で足を組む人にストレス

 

朝のニュースの『今日の占い』はデタラメですが、足を組む人の前に立ったら間違いなくアンラッキーdayです。

もうここで言うまでもなく、多くの人が眉をひそめています。

 

だから一歩進んで彼らが足を組む理由を考察します。

出た結論は、普通電車の料金でグリーン車の気分を味わうためと決めつけました。

 

そういうセコい人間性の人だという結論に至りました。

 

電車が終点に着いてもおろしてくれない人にストレス

 

満員電車で終点のターミナル駅に着くと、折り返しで乗るためにホームで待っている人たちがいます。

 

最近はちゃんと並ぶ線がドアからズラして書かれていますが、その線を無視してドアの前に立って降りる人の邪魔をしてきます。

 

真正面に立たれた時に、真意を確かめたくて相手の目をのぞき込みましたが、まるでハニワの目のように魂がないものでした。

 

これ以上みたら漆黒の闇に吸い込まれると思い、思わず目を反らしてしまいました。

彼らの得体の知れない生態には、深い闇が広がっています。

 

 

彼らが小さな得をしようとする理由

狭い場所で人を押しのけてでも進もうとする人や、順番を無視する人は、どうして小さな得に対して必死なのでしょうか?

 

それは、彼らが人並みの利得を得ようとすると、浅ましい事をしないと追いつかないためです。

仕事というのは、相手の目線に立つことで上手くいくものが殆どです。

 

他人の立場に立つことが一切できない人たちは、現代社会の中で弾かれて低空飛行をしています。

 

だから彼らは普通の人が整然としている場所で、順番を抜かして必死に小さな得を手に入れようとします。

通勤電車のストレス源は、何をやらせても上手くできない人たちです。