ハローワークが就職氷河期世代限定の求人を始める

仕事関連ニュース

ニュースでハローワークが就職氷河期世代の雇用促進をするとの事で読みましたが、最初は何を言ってるのかよくわかりませんでした。

 

”企業が求人を出す際に年齢制限を設けることを禁じた法律を緩和し、ハローワークに限って、この世代に限定した求人を認めることになりました”

 

???

 

何回か読み直して、

 

ハローワークは基本、年齢制限してはダメ

 

という建前があるけど、それを崩してもいいと言っている記事だとわかりました。

この建前が実際の運用では形骸化しているので、緩和の意味がわかりませんでした。

 

現状でも「キャリア形成のため若年者等を対象」と書けば年齢制限ができるし、年齢制限表記がない会社は応募者を足切りすればいいわけなので、意味がありません。

 

この無意味な年齢制限の中で、「35~54歳まで」と書けるのが氷河期支援だそうです。

・・・謎過ぎます。

 

就職氷河期世代は奪われ続けた世代

トップ数パーセントの人は、いつの時代でも採用されます。

後の人たちは世代によって人生が大きく異なります。

バブル期の異常な就職戦線では、名前が書けるレベルでも採用をされました。

 

内定辞退をさせないために、入社まで色々な所に接待旅行に連れまわされるなどして、人を過剰に確保しました。

バブルが崩壊して、

 

『社員を守る事が美徳』

 

という企業文化が残っていた頃なので会社は無能な既存社員を残して、新卒採用をしないという手段を取りました。

氷河期世代は社会人デビューの機会を奪われました。

ブラック企業で尊厳を奪われる

就職氷河期世代が就活を続けた結果、唯一入れたのがブラック企業でした。

当時はブラック企業という言葉が存在しておらず、多くの人は就職できて難を逃れたと思っていました。

 

しかしブラック企業はバブル崩壊後に産まれた新しい業態で、従業員に厳しいノルマを課して恫喝などで圧迫し、会社がノーリスクで利益を上げるための業態でした。

 

人間を養分にするような企業体で、従業員は自尊心を奪われます。

就職氷河期世代の生きた社会では、世の中にはロクな会社がないというのが常識になっています。

 

 

就職氷河期世代に自尊心を返す

氷河期世代は奪われすぎて、自尊心を覆う地位や名誉が何もないので、少しの事で人間性が傷つきます。

引きこもる人が多いのも、自尊心を守るためです。

もう十分に罵倒を浴びたり、弱い立場で追い込まれる経験はしたので、支援としては

 

優しい職場

 

が、復帰の第一歩になります。

 

氷河期世代には人と会わない仕事を

氷河期世代でも内向的な人は特にダメージを追っています。

理不尽な状況下でも、

 

『自分にどこか悪い所がある』

 

と思ってしまいます。

そんな彼らが傷を癒すのはワイワイとした人との交流ではなく、一人で静かに自分と向き合う事です。

 

ハローワークが力を入れるべきは、

 

【一人で働ける仕事】

 

です。

 

 

面接方法も人に会わない方法

氷河期の頃の面接で何度も落ちて、苦手意識が抜けない氷河期世代には、面接も大きな壁です。

今はビデオ面接というものがあるので、ハローワークにビデオ面接用ルームを設置して、企業とつなげます。

 

これは存在意義が危ういハローワークのためでもあります。

 

就職氷河期世代の人は期待しない

コネもない学生が氷河期に社会に出る時、誰かが親身になって支援してくれたでしょうか?

 

すでに会社に入っていた前世代の人たちは氷河期に彷徨う若者たちを見て、

『自分じゃなくて良かった』

と、暖かい家の中でドアをしっかり閉めて、誰も入れないようにしていました。

 

以降ブラック企業や派遣でも、社会実験のように劣悪な労働環境に試金石のように投入され、

『これは人間には堪えられないのか』

というデータをとられるだけでした。

 

氷河期世代は自分の力でサバイバルを続けていかなければならない。

どんなに劣悪な環境だとしても、他の世代に負債を押し付けないで生きる姿は立派だ。

 

・・・自分で自分の価値を上げる

ご存知の通り、就職氷河期に対して誰かが何かをしてくれる事などありません。

自己満足でもいいので、自分の価値を高めて少しでも自尊心を取り戻すのが有効です。

 

自分を苦しめる自信の無さが和らぎます。

 

その中でオススメなのが、プログラミングです。

ITの仕事だけでなく活用の範囲は広く、論理的思考力が上がります。

 

わたしが新卒フリーターから這い上がれたのは、これらの勉強の結果なのでおすすめします。