自分でワークライフバランスを無視した結果

バランス 年収アップの方法

結論から言うと、ものすごくお金になりました。

 

フリーターから社会人をスタートしたので、ワークライフバランスとか選択できる身分ではありませんでした。

 

あれは高学歴の人の権利ですよね?

仕事から早く帰っても休みでも常に不安が付きまとったので、自分からワークライフバランスを無視して仕事に注力しました。

 

その結果、給与だけで年収1000万円以上で、変動のある賞与を入れるとその倍前後の稼ぎになり、資産だけで100歳以上まで暮らせるようになりました。

 

ハイパーインフレ以外、不安な要素はなくなりました。

以前は

 

『プライベートも充実させなきゃ』

 

という意見に悩まされましたが、それは万人に当てはまる事ではありません。

遊びを楽しむ自分より、仕事を楽しむ自分の方が好きです。

 

仕事と趣味を切り分けて楽しめるのは、短時間の仕事で稼げて趣味に資本を投下できる、マルチタスクで相当にレベルが高い人だけではないでしょうか?

わたしは不器用なので、

 

『時間を忘れて楽しめる趣味のような仕事』

 

を見つけて、将来不安が減る資産を築けただけで十分満足です。

仕事が趣味でも、別に良くないですか?

ただ、無駄な仕事で残業を強制されたら、速攻で辞めてました。

アメリカのワークライフバランスってどうなの?

ワークライフバランスとかを持ち込む人は、ヨーロッパを例に

「日本はダメだ」

的な意見をいいます。

 

ワークライフバランスでアメリカを引き合いに出さないのは、彼らの方がすさまじい働き方をするからです。

金融街では日本のブラック企業以上に働いて、高給を得て30代で早期リタイアして資産運用で食べていくスタイルがあります。

 

成果主義なので、彼らは自分の成果を上げるために長時間の仕事をします。

前倒しで一生分働いて早目に退職生活に入るもので、長い目でみればバランスがとれています。

 

集中して働いて、後で楽するスタイル

 

成果主義は悪いこと?

わたしの場合は学歴・職歴が低スペック過ぎて、ベンチャーにしか入れなかったのですが、それが幸いして仕事をした分だけ高い給料が得られました。

 

成果主義がネガティブな意味を含んでメディアに紹介される事が多いですが、どういう意図なのか理解できません。

仕事の成果を上げて高い給料をもらうのって、年功序列で出る杭を打つ年配者がいる会社より、よほど健全な事だと思うのですが。

 

自分の特性に気が付けば、学歴・職歴が低くても高い年収は可能なので平等な制度に感じます。

 

得意な事がお金にかわる

 

仕事の手を抜く

アメリカと言っても、様々な仕事があります。

西海岸に引っ越した友人に話を聞くと通販で買った物に部品が足りないとか、宅配便の時間指定なんて論外で届かない事もあるのだとか。

 

ネット回線の工事を頼んでも明確な日付が告げられないとか、そういうレベルです。

日本では期日に関して明確だから、利用者が自分の時間のスケジュールを組みやすいです。

 

これを実現するために業者の人は残業などで調整をしているわけで、ワークライフバランスを主張するなら不便を受け入れる必要があります。

 

 

わたしがワークライフバランスを無視して働いた理由

会社に入ると既に決まった形の仕事があって、それをこなすところから始まります。

与えられた仕事の無駄に気がついて、データベースとエクセルVBAを組めないかと考えました。

 

完成したら手間が大幅に減る上に、今までとれなかったデータも作れるようになります。

ただ、こなさないといけない通常業務があるので、時間外に作業する以外にありませんでした。

 

必然的にワークライフの、ライフの時間を削るしかありませんでした。

この仕事の仕方のおかげで、高い収入を得て早期リタイアする事が出来ました。

 

ワークライフバランスを好むかは性分による

病気の人は別にして休みを有効活用できないなら、休日も仕事関係の事をしたほうが有効だと思います。

 

わたしの場合は勉強の時間にあてたり、頭に良いという事を試したり、休日は仕事に向けた調整として使っていました。

 

休日に登山に行く事もありましたが、脳が活性化するのと仕事の体力づくりを目的にしていました。

遊びという無目的な行動が苦手な性分の人は、無理にワークライフバランスを理解する必要はないかと思います。

 

休日も仕事の事を考える

考える仕事の場合、答えが出ないと熟慮して熟慮して、ふと夜食を買いに行った時に答えが思いつくことがあります。

 

だから答えが出るまで問題にしがみつき、常に頭の片隅に入れておく必要があります。

『ようし、仕事の事を忘れよう!』

という器用な真似はできません。

 

特に金曜日に解けない問題を見つけると、土日の間ずっと思い悩む事になります。

だったら仕事をしていた方がスッキリします。

 

問題の答えが出た時の興奮や高揚感が、何よりも楽しいことです。

余暇にサーフィンを楽しむのが良くて、仕事の課題を解決するのを楽しんではいけないという理由はありません。

 

人生のワークライフバランスも他人と違う

わたしが初めて就活したのは、学校を卒業してから6年ほど経った時です。

それまではフリーターで、就職した後も半年で転職したりと、社会人生活の前半はグダグダでした。

 

適職の業種の会社に入ってからは、それまでの遅れを取り戻すべく働いて、正味10年ほどは仕事ばかりの生活でした。

ちょっと仕事に偏りすぎの人生だと思い、貯金が貯まった40代で早期リタイアして、無職生活が数年続いています。

 

遊びをする習慣があまりないので、無職になってもやるのは労働っぽいことです。それで別に不満はないので、悪い生活ではありません。

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ワークライフバランスは受験を頑張った人の特典

ワークライフバランスは、いい大学に行って大きな会社に入れた人の特典だと思っています。

わたしのように受験を頑張らなかった人間は、社会に出て継続して勉強と仕事を頑張る必要がありました。

 

将来のために受験を頑張った人は、その努力の前倒しの報酬として、社会に出てから自由な時間を受け取る権利があります。

 

等価交換の法則だと、頑張った期間の分だけ自由な時間が与えられます。

中年くらいでその時間貯金が尽きないか心配ですが。

 

世の中を便利にしてきた人はワークライフバランスを無視

仕事に没頭して、問題が解決するまでかかりきりになる人たちが、世の中を便利にするブレイクスルーをしてくれました。

そういう恩恵を受けておきながら

 

「プライベートも重要だよ?」

 

と言ってくる人が苦手です。

大量生産されたTシャツを着ながら

 

「CO2反対」

と言っている人を見ているようで、矛盾と無責任さを感じます。

 

 

仕事人間がワークライフバランスを支える

競争が激しいベンチャーだったので、ワークライフバランスの前に生き残りが必要でした。

会社が無くなったらワークもライフも無い訳で、自分の城を守るつもりで仕事をしていました。

 

原油の油田を掘り当てたような会社なら、全員がワークライフバランスを主張しても大丈夫ですが、わたしはそういう会社に入れなかったので仕事をしました。

 

恐らく油田を掘り当てた会社も、その基礎を作った人たちはワークライフバランスなど考えない仕事の仕方だったと思います。

 

アップルがマッキントッシュを開発した時の標語が

 

『週90時間、楽しんで働こう』

 

です。

ニュアンスとしては夢中になろうという感じですが、日本企業が言ったら完全アウトな気がします。

 

他人が早く帰るのを否定しない

わたしの仕事は効率化が多く、他人が早く帰れるようにするのも仕事の内でした。

だから別に早く帰る人の事は否定しません。

 

仕事の中にも創る側の人と、作業をする側の人が居て当然です。

創る側は作業をする人のおかげで成果が上がって、高い報酬を得ることができます。

作業系の人たちが薄給で長時間労働をさせられていたら、それはただの搾取です。

 

働き方改革なのか副業なのかハッキリしない件

政府は働き方改革と言いつつも副業を推進したり、よくわかりません。

副業で仕事を分断したら、労働生産性は上がらないと思うのですが。

 

今までの経験で労働生産性を上げるために、通常業務にプラスして改善作業をしてきました。

副業で小銭を稼ぐ事と生産性の向上は結びつきません。

 

政府系の人が音頭をとっても期待しないのは、何かが良くなった記憶がないためです。

 

誰かの主張にのっかって上手くいきますか?

派遣切りが問題になった時に待遇改善の運動が起きましたが、何かよくなりましたか?

3年派遣で雇っていたら直接雇用しなければいけないルールができると、3年未満で契約終了になる人が続出しました。

 

前よりも状況が悪化したように思います。

ワークライフバランスに関しても、10年先の将来まで安定して働けるのかは誰も保証をしていません。

 

奇しくもワークライフバランスの満足度1位は派遣社員

派遣切りでは困難な立場におかれましたが、ワークライフバランスの面では派遣社員が1位だそうです。

将来を犠牲にして、日々の満足度を上げる。

 

こういう考えがあってもいいと思います。

何かを得るためには何かを犠牲にするというのは、等価交換の原則に合っています。

実家暮らしとかパートナーが働いているとか、そういう保険があるなら派遣社員もアリだと思います。