底辺になるべくしてなる人と、間違ってハマって抜け出せない人がいます。
検索で底辺から抜け出す方法を探す人は、間違ってハマっているだけです。
本当の底辺は何も調べようとせず、職場や街で他人を引きずり降ろす活動に忙しいです。
本当の底辺は完全に腐っていて一人でも多く道ずれにして、惨めなのは自分だけではないと思いたがります。
まるで地縛霊のようです。
彼らとは逆の方向に、底辺から抜け出すヒントがあります。
底辺から抜け出す方法は正しい選択肢を選ぶこと
底辺の世界に足を踏み入れると、理不尽な事を多く経験します。
ここに二つの選択肢があります。
・底辺の住人と同じように、世の中に不平不満を言って自分を慰める
・腐らずに底辺から抜け出す道を進む
楽そうに見えるのは、不平不満を言って底辺生活を過ごす事です。
底辺から抜け出そうとするのは多くのエネルギーがいりそうだし、自尊心が傷つく経験を沢山しそうに見えます。
ですが実際は瞬間的に苦労をしてでも、底辺から抜け出す道を進んだ方が楽になります。
底辺の住人のように「自分はダメ人間だ」と自尊心を傷つけながら生きる方が苦痛に満ちています。
底辺の思考から抜け出す
底辺の人を見ると、不満が多くて感謝をする心がありません。
満たされないから感謝していないのではなく、感謝をする心がないから満たされない状況に陥っていきます。
底辺の人の実情をリアルに再現している、闇金ウシジマくんのワンシーン。
「いいか?
ダメ人間には感謝のスイッチが入ってねェーンだ!!
チョコの礼も言わねーぞ!!」
ロクに食べ物がない状態で人にチョコレートをもらっても、悪態しか出てきません。
この生活に至るまで、二択で悪い方の選択肢を引き続けた結果です。
底辺の人を観察すると、常に自分が不満を言える方の選択肢を選んでいるのがわかります。
損な選択をする人などいないと思うかも知れませんが、不満を言う事に慣れた人は、無意識の内に悪い方の選択肢を選んでいます。
こうならないために、小さい事でも感謝をする癖をつけます。
くだらないと思っても、夜寝る前に念仏のように「ありがとう」を10回くらいつぶやいてみてください。
先に感謝をすると、何か自分には良い事が起こっているような気分になります。
この気持ちが大切です。
よい気分の時に選択肢が出てくると、よい気分を維持しようと無意識的に正解の選択肢を選ぶようになります。
実際にわたしが底辺のフリーターをしていた時も、この方法で転職をして年収が高い適職に就くことができました。
収入よりも、悪意に満ちた人を周りで見なくなったのが大きな変化でした。
キャリアにならない仕事はしない
キャリアというと大層な仕事でしか身につかなそうなイメージがありますが、アルバイトでも充分に経験は積めます。
キャリアにならない仕事というのは、日雇い派遣のように都合よく使われるだけの仕事です。
日雇いは手っ取り早く就く事ができますが、それは条件が悪すぎて他の人がやりたがらないからです。
自分を安売りしている事になります。
あちこちの現場に飛ばされて、ピンハネをされるだけで終わってしまいます。
例え正社員で派遣ではないと言っている会社でも、実質的には客先に常駐させて雑事しかさせてもらえない、偽装派遣があります。
底辺から抜け出す第一歩で一足飛びに条件のよい会社に入ろうとすると、足元をすくわれて偽装派遣の会社にひっかかってしまいます。
第一歩は給与が少なめのアルバイトでもいいので、キャリアになる仕事を選んだ方がいいです。
アルバイトから正社員登用の道はあっても、日雇い派遣は見向きもされません。
貧困ビジネスに騙されない
経済的に苦しい人に「あなたが貧しいのは大会社のせい・政治のせい」と煽って信者にして、自分はお金儲けをする人が居ます。
こういう人の言う事を聞いて、経済的に良くなった人を知りません。
不満や不安を煽る手法は、大衆扇動によく用いられます。
本来、自身の向上に使うべきエネルギーを、他者への不満で浪費させられてしまいます。
不満を煽る本を購入するより、自身の向上のための本を購入して建設的な方向にエネルギーを発散した方が、貧困から遠ざかります。
貧困ビジネスで甘言をささやく人についていくと、ハーメルンの笛吹きのように破滅的な方向にしかたどり着きません。
「あなたはそのままでいい、大企業が悪い」
という言葉で何が変わるのでしょうか?
自分が変わる事でしか、底辺から抜け出せません。
底辺にいると周囲もあてにならない
底辺にいると、周囲の人があてになりません。
教養があるというレベルが、良くてスポーツ新聞を鼻ほじりながら読んでいる人でした。
このレベルの人がマウンティングをとって、偉そうにしている世界が底辺界です。
この価値観に浸ってしまうと、底辺から抜け出す事はできません。
抜け出すにはまず、上の世界の価値観を知る必要があります。
月並みかも知れませんが、読書が有効です。
今の時代は動画などもありますが、活字を読んで自分の頭の中で再生をする読書の効果は大きいです。
読書漬けで底辺を脱出できた
フリーター時代に、ブックオフで100円の本をカゴに買うという事をしていました。
趣味が読書でしたが、それよりも這い上がるための腹ごしらえのように沢山の本を買いました。
いわゆるタイトル買いをして、自分の趣味に偏らないよう広範の本を買いました。
幅広い本の中には、自己啓発系の本も含まれていました。
自己暗示っぽくて普通なら倦厭している本ですが、現状に感謝をしていく事で、不安な毎日が楽になりました。
辛い状態でも、前に進んでいる途中だと思えば気持ちが楽になります。
正社員の採用面接に何度も落ちましたが、それも経験の積み合わせと考え、次の面接に備えて繰り返し改善しました。
そういう前向きになるための手段として、読書をオススメします。
読書の中にあった一冊
古本屋でカゴ買いしていた本の中に、ジョーク関係の本と勘違いして買った引き寄せの本がありました。
年収1000万円の引き寄せを願って、時間を経て本当に年収が1000万円を超えたのは、引き寄せの効果だと思います。
偶然とか言われやすい引き寄せですが、わたしには効果がありました。
底辺にいる時でも、腐らないための精神安定の効果があったと思います。
お金の使い方に気を付ける
底辺の人は、お金の使い方がデタラメです。
底辺の人のお金の使い方を観察してください。
発奮する必要があるのに、お酒を買って紛らわせてしまいます。
パチンコで現実逃避します。
その割に、就活に必要な服をケチったりします。
底辺の人は、現状維持を望んでいるかのようなお金の使い方をしています。
自分を高めるものにお金を使う
本はもちろん、ネット回線やパソコンなど情報への投資がオススメです。
自分を高めるものへの投資は消えてなくなりません。
生活レベルに対してネット回線が贅沢だと思っても、後から生活レベルはついてきます。
わたしの経験ですが、ネット回線の普及率が今ほどではない頃に契約し、求人雑誌に載っていない会社に入社する事ができました。
正しいお金の使い方をすると、必ず戻ってきます。
食費は制限していましたが、本やネットにはお金を惜しみませんでした。
繰り返しになりますが、自分を高めるものに対するお金の使い方は、後に必ず戻ってきます。
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