外資系でもないのに高いボーナスをもらえた理由ですが、何か一つというよりも、そこに至るまでの選択の積み重ねの結果でした。
一つ一つの行動は大した事がないですが、それらが組み合わさって大きな変化をもたらします。
ボーナスは最高で2,000万円ですが、それ以外でも高い水準でした。
どうしようもない会社に勤務していた時は、3万円とかゼロが普通でした。
この違いは能力の変化というより、選択の結果という面が大きいです。
賞与3万円の会社で何となく過ごすか、適職を求めて転職するのかという選択でした。
運が良かった結果を解析してみると、その前段階の生き方や転職の選択結果です。
選択なので、”運”と呼ばれるものをコントロールする事は可能です。
選択により高いボーナスを貰う方法
運はそこに至るまでの選択肢の結果なので、コントロールする事が可能です。
選択肢の正解を選べば、運を引き寄せる事は可能です。
運とは
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正解の選択肢を選ぶ
正解の選択肢を選ぶにはどうすればいいでしょうか?
どちらの選択肢が良いか、わかりにくい時があります。
そういう微妙な判断の時に役立つのが感情です。
良い感情でいると良い選択肢を選べる理由
人間は感情を維持しようとするものなので、嫌な気分の時に選択肢を選ぶと、無意識の内に自分が嫌な気分になるものを選んでしまいます。
気分と脳の機能の関連は、多くの実験で相関関係が認められています。
朝「嫌だなぁ」という気持ちで起きると、決断力・記憶力・注意力が落ちて、本当に嫌な日になってしまいます。
常に良い気分でいられる方法を持っていると、正解を選べる確率が上がります。
わたしの方法は気持ち悪がられますが、ウソでもいいので微笑んでいるとか、小さな感謝を繰り返すことです。
笑顔はウソでも自分の脳を騙せて、心地よい気分の時に出る脳内物質が分泌されます。
それと小さな事でも感謝を繰り返していると、自分に良い事があったような気分になります。
気分を良くする方法は、人によって音楽とか感動映画とか様々だと思いますので、コントロールしてみると良いでしょう。
ボーナスが最高額だった時に起こったこと
大変そうに見える方を選択
選択肢の究極といえば、人の生死が分かれる戦争においてです。
もちろん悲劇ですが、その中には様々な教えがあります。
興味深いのが、敵に待ち伏せされた時に背を向けて逃げると生存率が下がり、逆に敵がいる方向へ向かった方が生き延びられるそうです。
仕事や転職の選択でも、困難と思える方に飛び込んだ方が助かる確率が高かったです。
それに、事前に思っていたほどは困難な事はありませんでした。
楽そうに思える選択をした方が、大きな失敗をしました。
高いボーナスを払ってくれる人に出会う
大企業でもない限り、ボーナスの上限は社長が決める事が多いです。
社長の人間性が汚ければ、ボーナスを出し惜しみして自分の遊興にあてます。
人格者と呼ばれる人を選んだ方がよいのですが、そもそも『人格者』とは何でしょう?
これは、多くの人格気質が発達した人の事です。
単に優しいだけでは会社は発展しません。
好奇心・行動力・論理性・厳しさとリーダーシップという、多くの人格気質を有した人が人格者です。
しょうもない社長はこの気質の数が少なく、一営業マンレベルでは上手くいっても会社は低空飛行で、常にイライラしています。
いい人と知り合うには、自分も相応しくなる
人間は大体、精神レベルが同じくらいの人と仲良くなりたいものです。
公平な人と知り合いたかったら、まずは自分が公平な人になる必要があります。
客の立場を利用して威張る人間を見ましたが、いずれも没落していきました。
周囲の人たちに人間性と仕事は見られているので、誰に対しても感じ良く接した方が得です。
その姿を見ている人が、良い話を持ってきてくれる事があります。
わたしも仕事がキッカケに知り合った人に、転職の声掛けをしてもらいました。
高いボーナスが欲しいと思わない
お金と恋愛は似た所があって、好きな気持ちが強いと相手は逃げていきます。
多分、力んで一足飛びに結果を追い求めようとして失敗をするのだと思います。
ボーナスはあくまで仕事の結果で、ゲームの得点みたいなものです。
イメージする事は良いですが、渇望するのは良くありません。
ボーナスに物怖じしない
ボーナスが初めて300万円になった時に、怖気づくような感覚になりました。
一度に高額のお金をもらう事に慣れていなかったので、申し訳ないような気持ちになりました。
しかし結局は受け取り、気持ちを切り替えて高いボーナスに見合う人間になろうと思いました。
そこからボーナスは更に上がっていきました。
高いボーナスを受け取って自信をつけて、更に仕事の能力を上げるという、自分にも会社にも良い循環が生まれます。