猛勉強していい大学に入って、いい就職先を選べる立場で会社に入った人が
「生きながら人生の墓場に入ったとずっと思っている」
「毎日、いつ辞めようかと考えている」
と言ったら、就職で何が正解なのかわからなくなってきます。
低学歴のフリーターが就職して、要領よく早期退職するパターンがある中、真面目に努力してきても報われない事もあります。
徹夜続きで老後に報われるような仕事は、長く服役するようなものです。
他人に相談したらベンチャーより厚労省を勧められますが、そもそも相談者があなたの事を理解しているでしょうか?
他人はあくまで、無難な事しか答えてくれません。
誰もあなたの代わりに正解を出すことはできないので、墓場になる会社の構図を考えて人生が終わる職場を避けましょう。
徹夜続きで人生が墓場になる
徹夜はアクシデントの結果でしかありません。
厚労省の場合は
午後一時
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夜八時~夜中に議員が、質問に使う資料を職員に依頼
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依頼を受けた時間から資料作りスタート
仕事ができない人の下はキツい
民間企業でも、この仕事の構図は最悪です。
仕事ができる人はタスクの単位で考えられるので、全体のステータスの終わりまでを一つの仕事と考えます。
そういう人は次のステータスの人の作業時間を計算に入れて、自分のステータスを早めに終わらせます。
しかし仕事ができない人は、自分のステータスの終わりがタスクの完了だと思っているので、夜八時~深夜に最後っ屁のように厚労省の職員に仕事を依頼します。
こういう手合いは一般の会社でもいます。
段取りが悪くて、自分のデスクの上で寝かせておいた業務を終了間際にパスしてきます。
ベンチャーなら出世して追い抜く事が可能ですが、厚労省では難しいのでしょう。
ちなみに、こういう人を追い出しても業務には何らの支障がありませんでした。
徹夜で退職を考える
一度だけ他人に振られた仕事で徹夜をした事がありますが、その時間中に退職を考えました。
冒頭の職員の
「人生の墓場」
という発言は、睡眠さえ他人に支配されるという気持ちが含まれています。
KGBが人を尋問する時に有効だったのが、眠らせないという事です。
そんな扱いを受けてまでする仕事ってなんでしょうか?
徹夜をしなくても給料は上がる
厚労省の職員は、上に振り回されている限り人生の主導権は取り戻せません。
自分の人生はなく、上の人に全ての時間を支配される人生です。
職員はそんなに弱い立場の人間でしょうか?
自分の能力を信じて、得意な事へと転職する勇気があれば道は開けます。
ダメな会社は仕事を増やす
ダメな会社で何かのアクシデントがあると、安易にチェック項目を増やします。
上司がこういうアナログな思考しかないと、足し算式に仕事を増やす事しかできません。
本当は事故原因に立ち戻って、フローを改善しなければ根本解決になりません。
フローを改善すると手間が減った上に、正確性は増します。
民間では知恵を使うほどに業績があがり、自分の給料もあがります。
働き方改革でアンケート?
働き方改革をするのに、アンケートで仕事を増やしたりします。
全員の意見を聞くのが民主的だと思われがちですが、職場では少数のデキる人の意見を採用するに限ります。
多数の意見を取り入れるのは責任逃れで、その結果としてボンヤリした改革しかできなくなります。
厚労省の職員が可哀そうだと思った
厚労省の若手職員チームが大臣に提出した90ページくらいの改革案を見た時、可哀そうに思いました。
グラフが多用された本のような立派な資料が出来ていました。
ですがデータを扱う上でグラフは絵に過ぎず、大量の処理には向かず非効率です。
すごく綺麗なグラフを見て、彼らがいかにレベルが低い人を相手にしていたのかがわかります。
他人にアドバイスを求めると人生の墓場に誘導される
人ってアドバイスをされた時に、無難な事を答えようとします。
そこまで他人の人生に責任を持てないためです。
それで、無難というのはどういう事かというと前例がある事です。
しかし、前例があるという事は既に時代遅れになったものです。
無難を求めて我慢した結果にあるのが、人生の墓場と感じる時代遅れの職場です。
オススメの就職先は、楽な仕事
仕事は楽なものに限ります。
ただし、自分にとって楽な仕事の事です。
自分の適性に合った仕事は、楽しく没頭して他人より上手くできるので、給料も多くもらえます。
ゲーム気分で知的な楽しさを求められるのが、自分の適性に合った仕事です。