『支配』っていう言葉、すごく印象が悪いと思います。
わたしも反射的に身構えてしまう所があります。
ですが年収1000万を稼ぐには、少なからず支配的な性格が必要になってきます。
わたしは内向的で大よそ支配的な人格ではないですが、自分の仕事に関しては支配的だったと思います。
年収を上げるには支配が必要
このページは、普段は文句を言われやすい上司側の立場について書いているので、違和感をおぼえる方もいるでしょう。
ですがあなたがいつか適職に出会って出世をするかも知れないので、その時のために読んでください。
わたしも合わない業種の営業マンだった頃は、片道2時間半の場所に飛ばされた経験があるので部下の立場もよくわかります。
そして出世をしても、意外と偉そうにできない事も知りました。
ともあれ年収を上げるには他人の領域に踏み込む必要があり、自分の領域を増やす支配を推し進めました。
年収1000万円稼ぐ人には、支配欲が必要な理由
厳密には600万円くらいの頃には『支配』が必要でした。
わたしの場合は長い給料20万円代時代から、適職に転職して50万円代への昇給が速かったので、間の感覚をあまり知りません。
もしかしたら30万円台になる段階で、支配欲が必要なんじゃないかと思います。
支配欲というのは他人を奴隷のように使う欲ではなく、自分の優れた方法を広める事です。
内向的なわたしは普段の生活で主張する事はあまりないですが、仕事だけは自分の方法を広めました。
それが正しかったので、全てが給料に反映されました。
会社に支配が必要な理由
会社組織は基本的に、軍隊と同じような階級制度があります。
その階段を上らない限り、自分がしたいように仕事ができません。
いくら優れた方法があったとしても、埋もれてしまったら年収につながりません。
そのために出世が必要ですが、上りたい気持ちが支配欲に通じます。
わたしは幸いサボリがちな上司のおかげで、人知れず仕事の方法を変える事ができ、それが成果を上げて出世することができました。
不意打ちの下克上で早く出世ができましたが、失敗したら逆に上司に何かされていたかも知れません。
こういう感覚が学べる漫画をオススメします
支配性が必要な理由
テレビの影響で皆の言う事を聞く上司が正しい存在みたいに思われますが、実際はそうではなかったです。
聞くに値する意見を言える人は多くはありません。
例えば日本にコンビニができ始めた頃、街の雑貨店や酒屋が姿を変えていきました。
その時に商品管理の方法を劇的に変えたのが、商店主ではなくセブンイレブンの創業者たちでした。
彼らは商店の商いを観察して、どういうデータ取り方から分析までを考え、戦略を立てて店主たちに実行させました。
もし長年の経験があるからと商店主たちが主体になっていたら、コンビニは今のような形になっていません。
わたしが会った、年収が高い人
基本的にみな、自分の城をもっているような雰囲気でした。
支配といっても強引なやり方なら優秀な人間から離れていってしまうので、理不尽な人はいませんでした。
会社内で普通に競争の原理が働いていれば、人格がおかしな人は排除されるようになっています。
そういう自然淘汰が働かない会社は、あまり強くないと思います。
だからわたしは、おかしな上司の会社はさっさと辞める方でした。
わたしが居た会社では、年収が高めで
年収=実力
の図式が明確でした。
実力主義を恐れる必要はありません。
わたしの 経歴 を見てわかるとおり、大したことがなくても大丈夫でした。
支配者はよく働く
偉い人はあまり働かずに年収が高いイメージがあるかも知れませんが、実際は給料に比例してよく働いていました。
歴史を見ても支配は過酷なものでは続かず、支配者も王道を探さなければなりませんでした。
わたしがベンチャーだったからかも知れないですが、偉い人が重役室にふんぞり返って仕事をしないとか、そんな場面は見たことがないです。
マネージャーや役員は、一般の社員よりも働いていました。
それに彼らの性質なのかメールの返信が中一日あく事もなく、数時間か即レスが多かったです。
即結論を出してくれるので、話が速くて助かります。
会社の悪口を言わない
年収が高い人は会社に不満があったら、ひっくり返して下克上をするか外に飛び出してしまう人ばかりだったので、会社の悪口を聞いたことがありません。
会社の悪口を言うという事は、自分が支配される事を受け入れている事になります。
ローマ帝国の庶民みたいに、悪口を言いながら毎日を過ごすという感じです。
それでも生きられますが、年収はそんなに上がらないままです。
年収によって居る人が違う
年収1000万になると、いわゆるキョロ充みたいなのは見かけなくなりました。
キョロ充というのは、いつも周りをキョロキョロして誰かにくっついたりする人の事です。
我が強くないと自分の仕事の色は出せないので、キョロキョロしているような人は居なかったです。
隙を見せたらコチラの領域を侵されてしまうような、迫力のある人が多かったです。
支配を広げる時の注意事項
自分の仕事の領域を広げる時は、他部署との戦いになります。
これは自分の収入だけを考えたら、疲れるのでやれないです。
わたしが最初に適職の会社に入った時、会社が生き残る事を思って改善をやりました。
内向的な性格なので、会社の石垣となる事しか考えなかったです。
自分のやり方を通すということは、古くからいる人たちのやり方を否定する事です。
いくら
『あなたの仕事が楽になります』
と言っても、面白くないと考える人はいます。
長年やっていて気が付かないことを、後から来た人が気が付いてしまったら、長年やっている人の存在意義に関わります。
だからこのあたりの人をどう抑えるのかが重要になってきます。
なるべく恨みを買わないようにする
仕事を改革して評価されたら、どこかで恨む人もいるでしょう。
仕事を変えるとただでさえ恨まれるので、出世をする時には腰を低くして気をつけたいものです。
奈良の平安京とか平城京って、どうして場所を変えたか知っていますか?
あれは政争で恨みを抱く人が多く出て、その呪いを避けるためだったそうです。
他人の恨みを買って、良い事など一つもありません。
仕事のやり方で勝ったとしても、謙虚にしておいたほうがいいです。
人に頼らない体制を作る
程度の低い会社では、部下が上司の言う事を聞かなかったりします。
部下は仕事に習熟した自分を切りにくいだろうと思っています。
そういう会社でも這い上がって転職をするために、実績を作らなければなりません。
その時に考えるのは、人に頼らない仕事づくりです。
ハムスターの回し車みたいに、作業者がただ動くだけで仕事が回るようにします。
こうすると作業者など誰でも大丈夫なので、タチの悪い部下の増長が抑えれます。
みなの意見を聞かない
理想の上司像ってテレビの影響だったり、ネットにある上司の悪口とかを参考にイメージしていないでしょうか?
そこから作られる理想の上司は、大らかで部下の意見をよく聞く人だと思います。
ですが実際に末端で作業をしている人の意見の中には、まともに聞くと翻弄されるような意見があります。
意見を求められても
『賛否両論あります』
みたいに、結論を徹底して避ける人がいました。
結論を言って違ったら失点になると思って、いつも賛否両論でお茶を濁していました。
その人はどこかから流れてきて、再びどこかへ流れていきました。
意見を聞くべき人は、そんなに多くはいません。
こういう線引きをするのが、支配者のイメージが悪い理由でしょうか。
誰でもできる仕事にする
人が雑多にいるベンチャーで思ったのが、3つお願いして1つも忘れない人は半分にも満たないという事です。
例えばお使いでジャガイモ・ニンジン・カレールゥを誰かに頼むと、簡単な事なのに一つを忘れてしまうといった感じです。
この時に上司のあなたは重い罰を与えるか、買う順番など細部まで決めて依頼が埋もれないようにするのかなどを考えます。
当事者が解決できない事を、一段高い位置で考えるのが支配者の役割です。
多くの人が解決できないレベルの事を解決する仕事で、年収1000万以上が稼げるようになります。
その解決手法は論理的思考に関するものが多かったです。
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