わたしは年収が200万円以下で仕事も安定しなかった頃に、低所得から脱出するために試行錯誤しました。
就活しようとする時にまずやったのが、自己暗示と筋力トレーニングです。
仕事選びとか勉強の前に、まずは心身を作ってうまくいきました。
どちらか一方を始めるなら、やった分だけすぐに成果出る、筋力トレーニングをオススメします。
人生が行き詰まっても、とりあえず筋トレすると前に進めます。
わたしの経験から、筋肉がお金に換わる理由を書いていきます。
筋トレで給料が上がる理由
わたしは経歴がボロボロだったので、就・転職活動の時には外見でゴマかした部分が大きいです。
無職・フリーターで食っちゃ寝をして過ごしたと思われないよう、体脂肪を落としてボクサー体型に近づけることで、面接官の目を欺きました。
実際は日給制のバイトが早く終わったら、ヤングジャンプを読みながらスナック菓子を食べるのが楽しみでしたが、体型をスマートにすることで知的な人物のフリができました。
就活で着ていたのは安いウォッシャブルスーツ(洗濯機で洗える)でしたが、筋トレをして体のラインを作ることで、オーダーメイドのスーツっぽいシルエットになりました。
過去の経歴は書き換えられなくても、体型で印象を変えることができたため、わたしは安月給の仕事を渡り歩くループから抜け出せました。
面接官に好印象を与える以前に、自分で自分を見て『仕事がデキそうな人物だ』と思えたことが大きいです。
筋力がないと安い会社を選んでしまう理由
現代人の脳の機能の多くは、原始的な生活をしていた頃にできあがったものです。
自分が弱いと思ったら狩りで巨大なバッファローに挑んだりせず、小さなネズミを獲ろうという選択をします。
こういった生存本能が誤って作用して、肉体的な強さがないと給料の安い会社を選んでしまいます。
ですが不思議なことに給料が安い会社ほど、仕事がキツいものです。
筋トレで自尊心がバキバキに高まったところで会社を選ぶと、好条件のところを目指そうと思うことができます。
そこから先は就活のテクニックが必要ですが、わたしが面接を突破した方法は別の記事に書いているので、よければいろいろと読んでみてください。
人生が良くなっていく気がする
無職になると皆が出勤する朝の空気感が嫌で、昼くらいに起きる生活が心地よくなります。
わたしもB級映画をテレビで観るような毎日を送っていたことがありますが、人生が足踏みする焦燥感しかありませんでした。
筋トレを始めてからは重労働をしている気になり、自分のことを働き者に思えるようになりました。
「こんなに努力しているのだから、きっと人生は良くなっていく」
という気持ちがわいてきて、就活に進むことができました。
筋トレで脳を騙す
給料が高いと自信が持てて、その余裕が次の富につながる選択をさせてくれます。
私の場合は給料で貯金が貯まると株式投資を始めて、今に至るまでコンスタントに配当収入を得ています。
これだと富める人だけが富を手に入れられる構図に見えますが、脳を騙すことによって富のループに割り込むことができます。
脳というのは意外と錯覚を起こしやすくて、筋トレによる自信を富による自信と勘違いします。
筋トレをすれば脳が錯覚して富裕感が生まれて、富を得る選択ができるようになります。
合わせて自己暗示をかける
筋トレで脳を騙したあとで自己暗示をかけると、非常に効果的です。
わたしは初めて就活に挑戦する前に、自分は年収1千万円なのだという自己暗示をかけました。
寝る前に自律神経を整える深い呼吸法を行って、既に自分が年収1千万円を得ている気持ちを作りました。
この時に肉体的な自信があると裕福な気持ちになれるので、自己暗示にかかりやすくなります。
無意識下で自分が豊かになる選択を選び、実際にわたしが年収1千万円になったのは、自己暗示を始めてから10年後のことでした。
一直線で1千万円になったわけではなく、その数年前に800万円弱になった後で転職により半減をしましたが、そこでの経験も後に生きました。
筋トレで理想を現実にする馬力も上がったと思います。
現代社会で失敗しても、大ケガはしない
原始時代ではないので、現代社会で挑戦をしたとしても命の危険はありません。
就活であればせいぜい履歴書を1枚、無駄にするくらいです。
むしろ消極性によって挑戦をさける方が、貧窮する可能性が高いです。
わたしは適職に就くまで10回仕事をドロップアウトしていますが、その度に復活できたのは筋トレのおかげです。
就活が何も進まなかった一日でも筋トレをすれば、自分は成長しているのだと希望が持てます。
お金をかけないで筋トレする
ジムに通っていたことがありますが、人目の気になるわたしには向いていませんでした。
エアロビみたいな広い場所が必要なものはジムの方がいいですが、激しい動きでオナラとか出ないものなんでしょうか?
今はすごく良い時代で、youtubeで5分くらいのダンベルトレーニング動画があります。
自己流で適当にやるのとは効果が全く違って、動画はマンツーマンで指導を受けながら筋トレしているような気になります。
ダンベルの重さですが、4~5kgくらいのもので十分です。
これくらいの重さでも筋トレ動画の通りにやって、セット数を増やせば筋肉がつきます。
いろいろな道具
リタイア後に15kgのダンベルを買いました。
昔のダンベルと違って鉄の純度が高いので、比較的コンパクトになっています。
このダンベルが優れているのは、重りを回すとつけ外しできる点です。
他のダンベルだとつけ外しが手間だったり、落下の危険性がありますが、このダンベルはそういった問題を解決しています。
プッシュアップバー
腕立ての道具で、普通の腕立てより深くできるし、手首に負担がかかりにくいです。
丈夫なプラスティック製なので軽く、わたしはウッドラックに引っ掛けて保管しているので邪魔になりません。
筋トレで故障はしたくないので、手首を保護するバンドも買いました。
お金がなくてもプロテインは飲む
筋トレしてもプロテインを飲まないと、体の変化が感じられにくいのでモチベーションが上がりません。
わたしは無職で資金が乏しい時でも、プロテインだけは飲み続けていました。
今わたしが買っているのはボディウィングというもので、コスパ的には最も優れています。
一食をプロテインに置き換えているので、食費の節約になっています。
食事の楽しみを一回分減らしても平気なのは、筋トレによってホルモンがドバドバ出て、美食に劣らない満足感が得られるからです。
筋トレの苦しみに耐えて快感を感じられるようになったら、仕事で壁を乗り越えることも快感になり、それがお金につながりました。