わたしはテレビとか新聞のニュースは、あまり真に受けないようにしています。
基本的に危機を煽るものや偏向が多いし、今はSNSで当事者の生の声が聞けて、そちらの方が精度が高いです。
わたしは株とFXをしていますが、油断してニュースに惑わされてチャンスを棒に振ることがあります。
経済に関しては得に不安を煽るニュースが多いです。
会社の面接が生きるか死ぬかの瀬戸際みたいに思えてしまうのには、ニュースによる不景気だという思い込みがあります。
これに落ちたら氷河期の荒野に放り出されてしまうという恐怖から、緊張でガチガチになってしまいます。
私が知っている限り、テレビのニュースでは20年以上、不景気としか言っていません。
いつも不景気な事しかニュースにならない
私が社会に出る頃には、90年代バブル経済が弾けていました。
その頃からテレビで景気関連の話がでると
「今は不景気で」
という言葉しか出てきません。
一体、いつと比べて不景気なのでしょうか?
バブル経済時と比べてなら不景気なのかも知れませんが、バブル経済が異常なだけです。
繁華街でタクシーを止めるのに、普通のサラリーマンが1万円札をヒラヒラさせて、タクシーを確保するバブル時代って下品じゃないですか?
まるでソドムの市(修羅場・地獄絵図)みたいで、異様だったのをうっすら覚えています。
その頃に街の魚屋さんとかにマイクを向けると、店主は
「いやぁ~、だめだね。今は不景気で」
とか言います。
個人商店の業態が時代に合っていないだけでは?
専業主婦が夕方に買い物に行くというスタイルから、共働きの人たちが会社帰りに買い物をするというスタイルに変化しました。
魚屋さんも、目利きを活かして定食屋の業態に変化させた所は繁盛しています。
ずっと同じ業態で商売を続けるのは、相当に難しいです。
株価で言えば、最低の約7,000円が2008年でした。
その頃のわたしは業種選び・適職に巡り合っていたというのもあり、特に大変な事はありませんでした。
リーマンショックとかもありましたが、わたしには全く影響ありませんでした。
大けがしたのは投資をしていた人です。
失われた20年なんてなかった
バブル崩壊後になかなか経済が回復しないという意味で
『失われた20年』
という言葉が使われました。さらに期間が延びて失われた30年と言われるようになりました。
しかしわたしはバブル崩壊後に社会に出て、フリーターから就職・転職をして20代後半からは平均給与以上をもらい、40代で早期リタイアできるほどお金が貯まりました。
失われた30年とか言っているのは、投資で失敗した個人が、自分の経済状態について言っているだけではないでしょうか?
ニュースはネガティブに盛る
人は身の危険を避けるための本能から、ネガティブな情報に大きな反応を示します。
これを利用して、うさんくさい教授なんかが
〇〇は食べたら(飲んだら)アブナイ!
なんていう本を出して、お小遣い稼ぎをします。
ニュースにも似たような所があり、とりあえず不景気だと言っておけば、視聴率が稼げます。
その結果、やたらと不安を煽るようになってしまいました。
新興宗教が、不安を煽って高い数珠を買わせるのと同じことです。
これを真に受けて、不景気だから会社に受かりにくいと自分に刷り込むと、緊張で面接はガタガタになります。
FXをやっていた時は、ニュースを信用しなかったおかげで、損をしないで済みました。
ネガティブなニュースを無視した結果
コネも学歴も職歴(フリーター)もボロボロだった私でも、就職をして、自分に合った仕事に就けました。
ニュースの景気動向を気にしていたら、アルバイトで滑り込んだ職場に居続けていたかも知れません。
ネットでポジティブ・ネガティブ両方の情報を取り入れ、自分で真実に近い形にしてください。
ものの見方に多様性が生まれるし、不自然な情報を無視できるようになります。
情報を統合して正解を出すという作業は、仕事力の向上にもつながります。
この記事にたどり着いている時点で、あなたは自分から情報を探せる人です。
そういう人は、人生が必ず好転していきます。
続けていれば、人生の歯車がハマる瞬間がおとずれるでしょう。