ダメな人は多分、インコースを攻める習性がある

社会人

社会人生活で大切なのは、不要な苦労を背負い込まない事です。

人に対して狭量になるのを勧めているのではなく、

 

『他人に荷物を押し付けようとする人を避ける』

 

のが重要ということです。

お人好しの人生が案外と停滞してしまうのは、苦労を押し付けられるからです。

 

そんな関わってはいけない人を見抜く方法の一つとして、行動観察があります。

ダメな人は、何でもインコースを攻める習性があります。

ダメな人は、駅の階段でインコースを攻める

駅の階段は線が引いてあって、進行方向の矢印が書かれています。

東京では左側が多いでしょうか。

 

地下鉄の階段は狭く、折り返しがあるため

『コの字型』

の階段が多くあります。

 

 

赤線の通り歩けば、すれ違いに何の問題もありません。

 

とりあえずインコースに寄る人

地下鉄の駅でよく見るのが、インコースに寄る人です。

 

 

階段部分では進行方向を守っていたのに、踊り場の部分でインコースに寄ってしまいます。

 

そういう人はコの字で見えない対抗側から人が来る、という予測をしません

駅なのでほぼ対抗から人が来るので、ぶつかりそうになる場面をよく見ます。

 

 

ダメな人というのは

「そりゃ、そうなるよね・・・」

という行動をします。

 

インコースに寄る人は、心の中で

(南無三ッ!)

と唱えて突っ込んでいるんでしょうか?

 

 

サイクリングロードでも、インコースを攻める

 

サイクリングロードと言っても、地域の生活道路の役割もあるため、あらゆる人が行き交います。

サイクリングロードは中央線が引かれ、左側通行と決まっています。

 

途中で少し分断されて、中央線のないカーブがあります。

 

 

ほんのわずかな距離ですが、これだけでダメな人は行動がバグります。

道を塞ぐ選択

中央線が無くなっても、直前の状況から左側通行のままで進めば、何ら問題ありません。

 

 

しかしダメな人と言うのは、必ずインコースに突っ込んできます。

 

 

普通に左側通行をしている人は、避けようがありません。

左が通行をしない人は、ぶつかりそうになると更にインコースを目指そうとするのが、謎の習性です。

 

 

インコース=対応を他人に押し付ける

彼らの行動には、

『自分は最短距離を行く』

という、利己的な行動原理が働いています。

 

彼らは他人のことを、「わたしの補助をする者」と思っているかのようです。

この考え方を職場に持ち込んで、他人に仕事を押し付けるのがダメな社会人です。

ダメな人は、論理性が低い

職場でダメな人との仕事がしづらいのは、前後関係を考えないため、連携が手間だという事です。

ガチャガチャのまま仕事をこちらに放るので、非常に手間がかかります。

 

例えるなら、包丁の刃をこちらに向けて渡してくるようなものです。

予測をしないから、仕事が遅れがち

見通しがきかない場所でもインコース攻めをしてしまうのは、予測する能力がないからです。

ぶつかりそうにならない限り、状況を認識できません。

 

仕事なら締め切り当日に催促されないと、仕事を始めないタイプです。

作業にかかる時間を想定できないので、仕事は常に遅れがちです。

 

一緒に仕事をすると、その遅れの穴埋めをさせられます

一番の問題は他人任せ

インコースを攻める人は、対応を全て対抗の相手に丸投げしています。

自分が一番楽な方法をとり、その分の負担は他人がすればいいと思っています。

 

悪気はなくて、自然とそういう選択をする脳になっています。

だから相手に断られると

「心が狭い人」

と不満に思います。

 

だから最初から、距離を置くのが正解です。

ダメな人は危険人物

 

曲がり角を歩いている時、壁の隙間から自転車が見えました。

『中央あたりを走っているな』

と認識していたので、わたしは曲がり角で膨らまずに直角に曲がりました。

 

その時点では自転車とまだ距離があったのですが、曲がってきたわたしに焦ったのか

追尾型ミサイルみたいな挙動で、反射的にこちらに向かってきました。

 

 

とっさの時でもインコース攻めが習性になっているようです。

魚だったら捕まっている

 

魚の習性を利用して、石積みでグルグルと道を作ったワナがあります。

魚は自然とワナの中心に進んで、出られなくなってしまいます。

 

インコース攻めの人は、こうして捕まった魚たちの生まれ変わりなのでしょうか?
https://fuantensyoku.com/basutei-narabikata/

追記:自転車の逆走で逆切れのケース

自転車で逆走をした人が対向の車に逆切れした様子が、SNSで流れてきました。

ものすごい権幕で起こってましたが、動画を確認するとやはりインコース攻めの軌道でした。

自分の交通ルールの認識が間違っているとは全く思わず、120%相手が悪いと信じて疑わないようでした。

こういった思考回路だと日常がトラブル続きで、怒りを爆発させる日々だと思うので、苦界で生きるようなものでしょう。

 

彼らはいつも急いでますが、せっかちなだけで空回りしているように見えます。

わたしの経験ではインコース攻めをしない心の余裕が、人生の余裕につながりました。