最もレベルが低いFIRE生活

早期リタイア

リタイアして投資で生活することをFIREと呼びますが、分類でいえば無職で配当金を得ているわたしもそこに入ります。

しかし投資家としての意識は低くて、トレード手法は暴落したら絶叫マシーンのように、大き目の声を出して楽しむというふざけたものです。

 

その後でジッと塩漬けで我慢します。

こんな低レベルな投資でも生き残っているし、投資が難しいと思っている方の気休めになればと思い、最近のFIRE生活を書くことにしました。

分散投資がまったくできていない

現在の資産の分散状況は下記の通りです。

 

日本株を買ったのみです。

外貨や海外ファンドなどに分散しなかった理由は、面倒くさかったからです。

追記 ⇒ インフレが進んだので株式の比率を増やしました。(めんどくさいです)

 

FIREの教科書は分散投資の重要性を説いていますが、リタイアしたのに面倒くさいことをしなきゃいけないという矛盾に触れていません。

わたしは面倒なことはしたくないです。

 

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なし崩し的に儲けることに

リタイアする前は貯金は減っていくだろうと思っていて、株はインフレ対策に最小限だけ持っていました。

 

 

いざリタイアしてみると持っていた株が上がったため、資産を減らさずに生活できました。

リタイア生活のリズムが掴めてきたので銘柄選びができるようになり、配当金重視で株を買い増ししていきました。

 

今は株価にとらわれずに、長期保有で配当を得ています。

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ファンドを運用しているようなもの

現在は40銘柄を保有していて、セクター(業種)の分散はできています。

 

 

ただ意識が低いので保有株をよく見ないで株を買って、ビックリマンチョコみたいにダブってしまうことがあります。

 

 

セクターを分散しているので、どれかが値下がりしても他のどれかが上がるので、均衡は保ちやすいです。

米ドルの保有なく円安に突入しましたが、円安で上がる商社株を持っていたので焦ることはありませんでした。

この商社の年間配当金は二社で10万円くらいです。

大きなショックでもない限り全てのセクターが下がるということはないですが、そうなっても大丈夫なように予備資金を残しています。

 

追記 ⇒ 放置してたらさらに上がりました。

売買益は狙わない

このJパワーというのは発電をして電力会社に売っている企業で、元々は政府出資で官の色合いが強く、東京電力よりも安定的と思って買いました。

※証券口座は横長なので、画像の一部をカットしています

今売却したら60万円の利益が出ますが、年間8万円の配当金を得る方を選択しています。

なぜなら売却してしまったら、穴埋めのために200万円分の銘柄を選ばないといけないからです。

つまり面倒くさいのです。

 

半導体のルネサスも大きく上がりましたが、これは高配当株を集める前に買った無配当の株です。

だから株価は上がっても、いまだに確定利益ゼロです。

配当が出るという噂があるので、持ち続けています。

追記:まだ利益確定していないです

ルネサスを持ち続けていたらここまで伸びました。

ここまで伸びたら利益確定で手放した方が、持ち続けて配当金をもらうよりも利益が多いでしょう。

しかしそれをやったらわたしのリズムが狂うと思うので、非合理的とは思いますがこのまま持ち続けます。

がっつり含み損

一番の含み損は、リタイア前から持っているSUBARUです。

がっつり含み損に見えますが、今までに入った配当金を加味すると、含み損は実質80~90万円です。

それに同じセクターのトヨタと合わせて考えれば、プラマイゼロの株価です。

 

わたしは投資のリターンについてノルマを追っているわけではないので、ゆっくりと塩漬けできます。

 

ただSUBARUはリタイア前の粗い買い方をしていた時のものなので、一銘柄としての購入株数はちょっと多すぎます。

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優待生活

優待を狙うと初心者トレーダーっぽく思われますが、わたしの目的には合っているので飲食株を持っています。

 

 

わたしが目指すのはお金を使わずに満足することで、「足ることを知る」生き方です。

禅のお坊さんになれるほど意識は高くないので、月に一度モスバーガーに行くことで外食を味わっていました。

 

下記の優待銘柄を揃えたので、月に一度は外食できるので外食にお金を使わずに済みます。

 

優待は高配当株より利回りは劣りますが、わたしは精神的な豊かさを感じます。

ファミレスの優待が2500円分残っているカードを持っていると、遊戯王(カードゲーム)の大会でも無双できそうな気分になります。

 

 

大人になって、よかった・・・・

小学生の頃、遊んだ帰りに友達とマクドナルドに行くことになったのですが、わたしはお金を殆ど持っていませんでした。

外で待っているのもみじめなので、苦肉の策でアップルパイだけを食べました。

 

ドリンクさえ買う余裕がなかったので、アップルパイをゆっくりと食べた切ない思い出があります。

そのマクドナルドを優待で食べれるようになったことで、人生の伏線を回収した気分です。

 

カタログ優待面白いです

FIRE生活は世界が狭まりやすいのですが、カタログ優待には自分のお金では買わないであろうものが載っています。

他人のセンスでピックアップされた商品は感性を刺激されて、カタログを眺めるだけでも楽しいです。

男子ならコロコロコミック、女子なら別冊マーガレットを読んでいた頃のような、ワクワク感が味わえます。

株式投資も楽しくないと続かないので、こうして適度に遊んでいます。

 

ここ最近で買い増しのペースを上げた

100年前は数十円だった初任給が、今は二十数万円になっているのは、この世に金利があるからです。

金利の分だけ年々、お金の価値が下がっていきます。

 

長期的には物価や株価は右肩上がりになりますが、そのペースが早まると思って株の買い増しを急ぎました。

バブルの時には日経平均で高い山が出来たため、その反動で8千円台まで落ち込みましたが、波が収まったので株価が再び8千円台に戻る可能性は低いと思います。

 

 

仮に8千円台になったとしても、わたしは信用取引をしていないので耐えられます。

わたしはギャンブルが苦手なので使える資金に比べて小心なトレードをすることによって、負けを避けています。

 

時間を味方にする

金融関係の中でもメガバンク株は、ゼロ金利政策の時に大きく値を下げました。

三菱UFJは一時期含み損が100万円くらいになりましたが、そのまま持ち続けていたら株価が戻ってきました。

株価だけ見るとまだ三菱は含み損ですが、年間配当が9万円で長期保有しているので、累計で数十万円は黒字です。

 

為替やファンドは面白くないから買っていない

為替は真夜中に介入で急な値動きがあったりするので、対応できません。

 

為替は直接介入があったり人為的過ぎて、自分の予想を楽しめないので進んでやろうとは思えません。

ファンドやビットコインも無機質すぎて、わたしには面白く感じられません。

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ひとしきり日本株が揃ったので、来年か再来年あたりには海外のETF(ファンド)を買おうかなと思ってるくらいです。

心に余裕を持った方が、お金が入ってきやすいです。

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個別株は物語がある

国内株式の場合はその企業に物語があり、買う際に歴史を調べたりする楽しみがあります。

企業のことを調べると派手でなくてもコツコツと発明がされていたりして、日本の底力のようなものが感じられて楽しいです。

 

企業の業績や歴史を調べるの時にyoutubeを参考にすると楽ですが、分不相応なことを言う人の動画は話半分に観ています。

例えば少し技術をかじった人が「トヨタの戦略はダメだ」とか解説するのは、技術の範疇を超えているので分不相応です。

戦略は企業の浮沈をかけて、その会社の賢い人たちが知恵を絞って決めているものです。

ダメだと否定する側が正しくて優秀に見えてしまいがちですが、そういう人は成果が伴っていないことが多いので真に受けないようにしています。

別にFIREが正解とは思わない

FIREの生活が続いているのは、わたしがあまりFIREに力を入れていないからだと思います。

精神を安定させるには労働が必要なので、わたしは本やブログを書くことをメインにしています。

 

わたしの失敗の記録を読んだ方に、「人生はここまでヤラかしても大丈夫なのか」と安心してもらいたいです。

参考にならないような脱力FIRE生活について書いたのも、仕事に追われている方の気休めになるかと思ったからです。

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配当金で贅沢しない

最近は98円/100gの豚肉を買っていますが、焼肉にするとシガシガしてダンボールを食べているみたいです。

けどタレをつけて美味しく食べらているので満足です。

少ない出費で満足できるので、生活が破綻する気がしないです。

「足ることを知る」という、FIRE生活の真理に到達したと思っています。

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