転職に不安を感じる人は失敗しない理由

将来の不安 転職の決断

不安を感じやすい人は、楽天的で自信のある人を羨ましく思います。

ですが、いつも楽天的で

「何とかなると思っていたら、何とかなるんです!」

と言っている人は、最後にドツボにハマって消えていきます。

 

不安で悩みぬいた人だけが、

「何とかなる」

と言うと良い結果が得られます。

 

不安に思うから調べたり対策を用意したりできるわけで、これは社会人に不可欠な能力です。

とはいえ、転職の時に感じる不安は重くて苦しいです。

不安を軽くして、有効に利用する方法です。

 

転職に不安を感じる人は失敗しない

不安

未知の領域に踏み込む時に、不安が先立つ人は失敗しない人です。

なぜなら、その時点で未来に起こる事を予測して先手を打とうとしているからです。

 

根拠のない自信を持っている人は、何の努力もしないでただ楽観的なだけです。

そういう人を長期間観察していると、再起不能なレベルの大失敗を起こしています。

 

一時的に羽振りが良くなっても、そのお金を次の備えに回すのではなく派手な生活をするので没落します。

臆病でも未知の事には不安感を覚えて、先の事に備える方が正しい行動です。

 

就職より転職の方が楽

新卒時の就職は会社という新しい環境に加え、社会人デビューも重なっているので大変です。

転職の時に、就職の時の感情が想起されて重く感じます。

 

ですが転職はただ、箱が変わるだけでやる事はそんなに変わりません。

転職を繰り返すとわかりますが、毎回似たような流れです。

 

会社に馴染んでいく過程は、どこの会社でも大して変わりません。

 

転職した新しい職場の人間関係が不安

職場

転職先の会社が不安な中に、未知の人間関係というものが多くを占めると思います。

ですが、小学校や高校に入学した時に経験した事を思い出してみてください。

 

最初は皆、様子見をしていますが、気がつくと自然とホームにいるような安心感を覚えるようにならなかったでしょうか。

 

どうせ放っておいても人間は適応するので、心配する必要はありません。

たまに意地の悪い人間がいますが、それに耐えられそうになかったら会社で仕事をしながら、再転職を視野に入れて顔を売ってください。

 

意地悪な人

 

引き抜きという大げさな話ではなく、誠実に付き合っていれば取引先に誘われやすくなります。

そういう活動に注力していると、社内の意地悪な人など気にならなくなります。

 

意地悪な人がいるというのは、濁った水にボウフラが湧くように、会社の状態が良くないサインです。

変化や成長が止まった会社に発生しやすいので、面倒でも転職を視野に入れた方がいいです。

 

事前に不安に思っていたほど、ヒドイ事は起こらない

不安が多い人が思っているような事は、8割方起こりません。

もし起こったとしても、対処不能なほどの事は起こりません。

 

わたしは事前の不安が強すぎて、就活さえせずドロップアウトしました。

そこからフリーターとして底の底までいきついて、もう失うものもないので 就活⇒転職数回 で条件の良い会社に入る事ができました。

 

落ちるのが不安過ぎて自分から底辺まで落ちてみましたが、そこは別に恐怖を感じるような場所ではありませんでした。

何度も転職を繰り返して、いつも同じような流れになる事がわかりました。

 

事前の不安は小学校の頃の注射と同じ

小学校のインフルエンザのワクチン注射の時を思い出してください。

あれの恐怖がピークなのは、列に並んで少しずつ自分の順番が近づいてくる時ではないでしょうか。

いざ自分の順番が来て注射を打たれると、あっけなく終わって安堵します。

 

ここぞという時は不安感を捨てないと行動できない

不安な時に動物は、危険に備えるため保守的な行動をとります。

行動を控えて身構えたり、状況の推移をじっと伺います。

 

不安感は大失敗を避けるために不可欠ですが、転職でここぞという時の行動まで控えてしまう事があります。

大胆な行動が必要な時がきっときます。

 

その時だけは不安感よりも

『何とかなる』

という楽観的な気持ちの方を優先させてください。

 

警戒心の強い人が楽観的な考えをしても大丈夫な理由

楽観的に考えて失敗するのは、楽観以外に何も考えない人です。

あるドキュメントで

「何とかなると思っていれば 何とかなるんです♪」

と、誇らしげに言っている人がいました。

 

全てが無計画で、家のローンは保証人に回してしまうし、無駄に動き回って新たな問題をどんどん発生させます。

最終的に全てを投げ出して、蒸発して終わっていました。

 

楽観で失敗するのは、こんな風に病的な行動をとる人だけです。

警戒心が強い人の楽観は、色々と考えた末の事なので成功するための楽観です。

 

不安を感じやすい脳は、転職後に活きる

不安を感じやすい脳は、先々に起こる災難をシミュレーションする能力があります。

これを建設的に仕事に使うことで、希少性のある能力として評価されます。

 

わたしは会社で業務フローを作る仕事をして、コスト削減した分が自分の収入になりました。

不安を感じることを臆病だと卑下せず、才能だと認識することで自信が生まれ、建設的に使えるようになります。

お金の不安を年収に換える方法
若い頃のわたしにあったのは、お金に関する不安感だけでした。 そもそも不安感が強い性質で、高校も専門学校も絶対に不合格にならないところを選び、新卒で選んだのは不採用にならないアルバイトでした。 不安なことだけは無限...