最近、年金がゴタゴタしていますが、過去に年金の納付に関して対応が変化していった経験があります。
フリーターの頃の分で未納の期間があって、就職してからは給料で徴収されていました。
過去の分まで遡らなくても25年納付する事は可能なので、未納分はそのままにしていました。
この未納分に関して年金機構の扱いが変化していったのを見て、
「あっ、本気でヤバいかも・・・」
と思いました。
年金がもらえないかもと思った経験
年金の扱いって、昔は
『お得な養老保険』
という感じで、年金を納付する事は権利みたいなものでした。
わたしが納付しなかったのは、わざわざ金融機関で振り込むのが面倒だし、引き落としもおっくうだったためです。
だから年金の未納期間の分についても、別に催促とかはありませんでした。
2000年に支給開始が60歳から65歳に引き上げられましたが、その後でもまだ催促はありませんでした。
年金がテレビCMを始める
女優が出てきて
「年金がもらえなくなるかもって、言ってたの誰?」
と言って、キチンと納めていると受け取れる事を強調しました。
けど、この女優の未納期間が発覚したりして、何か犯罪っぽく扱われました。
未納そのものより、国民の不信感が高まっているのでCMに出た女優が攻撃されたのだと思います。
かなり多くの人が年金に不信感を抱いていました。
年金でリゾート運営して大赤字
この当時、年金でリゾート運営して赤字を出して2000億弱くらいの損をしました。
金額以上に天下りとかガバナンスが、経理に大金を横領される土建屋みたいでヤバい組織かもと思いました。
なんでリゾートをやったのかと言うと、まだ年金を受給する人が少なくてお金が余っていたからだそうです。
普通は将来を見越してお金をとっておきますが、年金機構はお金を持たせると使っちゃう人みたいです。
電話がちょっとずつ変化
最初の頃の電話は
「未納期間がありますが、まだ支払い期限に間に合います。」
と、催促と言うより親切心からのお知らせでした。
それが、ちょっと納付のお伺いを立ててくるようになりました。
その都度、過去分はそのままでも25年分払う時間があると説明しました。
ある日、その説明にかみついてきました。
ムッキーっ! という感じだったので、こちらも年金支給が60歳から65歳に引きあがった事を言いました。
そうしたら電話のおばさんは
「65歳に引きあがるのだってねぇっ、ン十年かかったんデスヨオーッ! ォオーッ!」
(だから上がらない)
みたいにヒートアップしました。
ン十年かかったと言う事は、その当時のわたしの年齢からすると受給までにもう一度上がりそうだと思いました。
最近、65歳から更に引き上げる議論がされているので、予想通りです。
急速に変化していった
年金の初期の頃は、給付(受給者)が少なくて納付が多いので、年金機構にお金が貯まってしょうがなかったそうです。
だから昔は未納に関して問題にならなかったですが、急に催促調になって更に督促になって、今は差し押さまでします。
倒産する会社をいくつか見ましたが、急速に悪化する感じが良く似ています。
最初から年金に期待しない
納めた分が無になるというのは、完全に詐欺になるのでさすがにないだろうと思います。
しかし、受給できる条件は厳しくなると思うので、現役世代の内に自分で投資をしておいた方がいいです。
給料収入がある内でないと、『株で儲けないと』というプレッシャーが強すぎて失敗します。
投資の殆どは恐怖心との戦いです。
株で100万円が5000万円になったとか言うのは、宝くじの当選みたいなものなので参考になりません。
一発逆転をしようとすると、そのお金まで失います。
数パーセントの利回りで十分な成功だと満足するのが、投資で勝ち続けるコツです。