転職活動はエネルギーを使うので、できれば無駄な応募は省きたいところです。
面接で社内を見て、色々とダメな所が見えたので辞退というのは、効率が悪いです。
転職サイトや会社のHPに載っている情報からだけでも、簡単に調べる方法があります。
会社の所在地には、色々な情報が詰まっている
おかしな会社の特徴は、住所からも調べられます。
ダメな会社というのは、様々なウソや矛盾点があるので、それを暴きます。
会社のHPを開くと、会社概要のページに従業員数と住所が記載されています。
この住所をネット検索すると、事務所の不動産情報が出てきます。
それで見るのは、オフィスの坪数です。
契約済みだと情報が見えなくなっているかも知れないですが、いくつかの不動産サイトを当たれば出てきます。
何故、広さの坪数を見るのかというと、会社概要の従業員数と矛盾がないかを見る為です。
会社の下調べをしようとする人に向いている働き方▼
オフィスの広さは従業員数に比例
オフィスは、一人当たりの広さが2坪以上必要です。
2坪だとデスクは小さめで圧迫感があります。
単純にデスクを置くだけでなく、通路や休憩・会議室などのスペースが人数に比例して必要です。
実際にある会社のデータを見ていますが、従業員数が30人なのに、オフィスの広さが20坪弱です。
明らかに矛盾しています。
更に事務所は普通のオフィスではなくレンタルオフィスで、なお悪いです。
レンタルオフィスというのは、独立したての個人が選ぶことが多いものです。
普通のオフィス物件を壁で区切って、細かくして貸し出しています。
会議室やトイレは、同じ階の人たちと共用です。
住居で言えば、シェアハウスみたいなものです。
人を集めているのに、シェアハウスっておかしいですよね。
会社のHPに過去の移転情報があれば、それも参考にします。
普通のオフィス物件から、レンタルオフィスに移転していないかです。
どんどんとスケールダウンしていったら、会社の業績が悪化している証拠です。
レンタルオフィスを使用している会社が100%ダメというわけではありませんが、従業員数と合わない事も含めると、この会社の信用度が下がります。
従業員数を多めに書いて、大きな会社に見せようという姿勢が全てをあらわしています。
取引をする中でワンマン社長に共通していたのが、虚栄のウソです。
ワンマンだと会社のバランスが崩れやすく、転職先としては注意が必要です。
この例で見ている会社はベンチャー企業で、経営者が上場で持ち株によって成金をしようとして、途中で頓挫した会社です。
オススメしない会社の一つです。
代表者名で調べると、ほこりが出てくる事も
同じ住所に別の会社もある
これは大きな会社でもある事です。
会社を分けた方がメリットがある場合にやっています。
同じ住所にある会社は、何らかのつながりがあるので会社の評判を調べます。
評判だけでなく、社長や役員についても調べます。
ここまで範囲を広げると、何かしらの情報が出てきます。
会社概要の取引先に良い会社があるのかを調べるより、住所の方が確実です。
取引先と書いてあっても、ただ自分たちが一般的な客としてサービスを利用しているだけだったりします。
これらは、就職した後に取引先を調べる場合にも使えます。
実際にこの方法でマークした会社が、問題を起こす事がありました。
事前に注意をしていたので、被害は軽微なもので済みました。
警戒心というのも、スキルのうちです。
わたしは警戒心を仕事にしました。