履歴書で困る趣味の欄ですが、書くための公式を作ると簡単に書けます。
新卒時にも転職時にも使う事ができます。
書類でも会話でも、何か糸口になるような定型のルールを作っておくと、咄嗟の時にひねり出しやすくなります。
履歴書の趣味の書き方を公式化する
就職・転職時に趣味を聞かれた場合、お見合いではないので趣味をそのまま答えません。
何か仕事につなげてアピールにしてください。
会社は求職者の趣味に興味があるのではなく、仕事が出来るかどうかを見るために人格を探っています。
デキる人間だと思わせるためには、面接官に趣味の説明が伝わりやすい公式を作ります。
人に報告する時、5W1H(いつ・誰が・どのように等)というのがありますが、趣味の説明には多すぎます。
自分の事を知らない相手には、3つくらいが丁度いいです。
趣味を選んだ動機に力を入れる
趣味を選んだ動機には、自分の意志を入れてください。
『人に誘われて』『近所に教室があって』という受動的なものだと、意志がアピールできません。
選ぶという行為に意志を加えることで、仕事への姿勢のアピールに繋がります。
次に書く例では、
1.それまでの自分
に学校の選択科目を使いますが、転職の時にはここを職歴に変えて下さい。
履歴書の趣味を公式に当てはめて説明
趣味:読書
と書いた後の文章です。
1.それまでの自分
2.趣味を選んだ動機
3.趣味の効果
最後の趣味の効果のところで、仕事につなげられる流れだったので、つなげました。
お見合いと違って、隙あらば趣味と仕事を絡めるのが履歴書です。
それまでの自分と正反対の趣味の場合
それまでの自分と正反対の趣味の場合です。
1.それまでの自分
2.趣味を選んだ動機
3.趣味の効果
正反対の趣味には人格の幅を広げたり、視点を増やすという効果があります。
正反対の趣味の説明を応用する
学校の授業でダンスが取り入れられた頃から、趣味がダンスの人が増えました。
実際に履歴書に
趣味:ダンス
と書いてあるのを目にする機会も増えましたが、仕事とは正反対なのでアピールにはなっていません。
仕事は考える事が求められますが、その目的は問題解決のためです。
だからダンスも問題解決に絡めてしまえば、単に趣味を書くだけより効果的なアピールになります。
勉強や仕事は頭で考える事が中心になっているため、趣味は正反対のダンスにしています。
問題解決のアプローチは第一に考える事ですが、それで答えが出ない場合には行動を試す事も必要だと思っています。
腰を上げる行動力はダンスによって養え、仕事の問題解決にも役に立つと考えています。
このように、正反対の趣味は奥深い人物のアピールに使えます。
趣味のまとめ
趣味のアピールの仕方によって、
元々の性質と同じ方向の趣味⇒一つの事に特化したスペシャリスト
元々の性質と正反対の趣味⇒バランス感覚があるオールマイティな人
という事をあらわせます。
実際の職場でも欲しいのは、スペシャリストか人をまとめる人格者(バランス)です。
これをアピールできれば、採用の可能性は上がります。