30代の転職経験談【低スペック】

転職の決断

 

わたしの30代の転職歴は、

 

転職1社目給料半減

フリーランス

元の会社に出戻り

転職して1ヶ月で退職

 

と、こんな感じでグダグダでした。

ですがその後に年収1000万円を超えるようになって、40代で早期リタイアできたのでこのサイトを作りました。

 

そのあたりの経緯は

⇒ 経歴

を読んでみてください。

 

30代の転職は最終的に正解に辿り着けば、グダグダな失敗は全てチャラになります。

 

30代の転職の心構え

 

安定・右肩上がりを目指したい気持ちは、痛いほどわかります。

 

人一倍臆病なわたしは、社会人デビューの段階で

 

『就職できなそうだから人生お終いだ!』

とヤケになって就活から逃げだしたくらいです。

 

けど安定を諦めて転職ありきの人生を経験したら、逆に経済的な不安がなくなりました。

 

転職を失敗だと思わない

 

30代になって初めての転職で、給料が半分くらいに減りました。

 

さらにその会社で一仕事終えたら行き詰った感が出てきました。

ここで失敗したと絶望したら、そのまま堕ちる一方だったでしょう。

 

望まない人生を送る人に見られるのが、自分が幸福にならない理由を必死で探す所です。

転職で給料が下がったら失敗とか、そもそも親が金持ちじゃないから学歴が低くて就職できないとか。

 

実際は社会に出てからの勉強で補えるのですが、親の金のせいにしたら努力は無駄だと自己暗示にかけるようなものです。

 

30代の転職で詰むとしたら、自分で

 

『はい失敗。おしまい』

と思った時です。

 

 

転職で給料が下がった時に思った事

 

わたしは給料が半分になっても、フリーターから正社員を目指した時に目標にした

 

『年収1000万円』

の途中経過だと思っていたので、腐らずにいられました。

 

常に最終的な成功に向かう途中だと思えば、1回2回の転職の失敗くらいなんでもないと思えます。

 

30代で出戻り

 

会社で行き詰った時に、フリーランスになってみました。

 

結局、自分が

『お金ください』

と言うのが苦手だと思い知ったので、辞めた会社に出戻りしました。

 

辞めた会社ってそんなに出戻りしにくいですかね?

 

わたしは

『てへっ☆』

と言っただけで普通に戻りました。

 

更に転職。でも1ヶ月で退職

 

30代の転職では、1ヶ月で退職した会社もあります。

 

過去の正社員の職歴の中で、この1ヶ月しかいなかった会社はいつも忘れてしまいがちです。

覚えているのはデスク周りが昭和の職員室みたいな、古いスチール製だった事です。

 

イスなんて小さくて座り心地が悪くて、少し動くとギシギシいう骨とう品です。

節電か何か知らないですが、室内は蒸し暑くてデスクワークなのに夕方には汗臭くなります。

 

1ヶ月で退職してどうなった

 

この会社には、幹部社員に誘われて入りました。

 

結構大きめの会社で、人数規模でいえばそれまでの職歴で最大でした。

 

ですがこの社員はわたしを招いた頃には独立を考えていて、その事を打ち明けられました。

一緒に起業する話を持ち掛けられて、わたしは一足早く設立準備のために辞めました。

 

この起業がわたしの成功につながったので、1ヶ月の在職は無駄でありませんでした。

幹部社員はわたしの仕事ぶりを間近で見て、共に起業する事を持ちかけてくれました。

 

つまり30代の転職は面接の一発勝負ではなく、普段の仕事ぶりが審査対象になっているのです。

だからどんな環境であっても、絶対に腐って仕事をしないことです。

 

1回・2回の転職で上手くいかなくても最終的に成功に辿り着けばいいので、割と楽なゲームです。

 

30代の転職で経験を積んだ

 

色々な職場を経験したことで、ネット広告・サービス運営のパターンを広く知る事ができました。

 

転職と同じで未知の状況が待っていると思うと不安を感じますが、経験を積んで

『別に突拍子のない事は起こらない』

というのがわかると、人生で不安を感じる時間が減りました。

 

転職は感覚的には歯医者と一緒で、行く前が恐怖のピークです。

 

一般的な面接で転職する方法

 

30代になると学歴の存在感が薄れ、代わりに職歴が重視されます。

 

わたしは初めての就職の時にフリーターや無職歴を抱えていたので、面接突破の技術を磨きました。

職を転々としていて、未経験の職種への転職が多かったです。

 

そこで編み出した採用試験突破法は、過去の職歴を次の志望職種に無理やりつなげることです。

 

 

職歴を無理やりつなげる

 

ネット広告の会社に就職する時、過去のバイト経験から関連のありそうなものを強調しました。

 

過去にプロ用の現像所で出版社やスタジオをバイクで回り、フィルムを預かったり現像したものを届けたりするバイトをしたことがあります。

 

バイクで走り回るのが気楽そうなのでやったバイトでしたが、ネット広告の会社を受ける時に別の理由を考えました。

 

バイクでフィルムと現像の集配

雑誌社を回る

メディアに興味があったかもしれない

きっとそうに違いない

面接「マス・メディアに関わりたくて、このバイトをしました」

 

こんな風に自己暗示をかけたので、心底マスメディア志望の人間になってネット広告の会社の面接を受けられました。

 

30代の転職は焦りとの戦い

 

金銭的な不安を抱えた時は、IQが下がる事が証明されています。

 

そういう状態で正社員にこだわるあまり、間違ってブラック企業に入ると厳しい状態になります。

ブラックは日々の業務が過酷で、転職活動の時間と気力がなくなります。

 

だからわたしは正社員に拘らず、志望職種に関連のあるバイトで実績を積むのもアリだという考えです。

 

実績を作って正社員の面接を受ける時に資料を持ち込み、他の人よりやる気を見せれば採用の確率は上がります。

 

効果があった資料の持ち込みや面接突破などは、他のカテゴリーに書いているのでよければ色々読んでみてください。

 

資格は取らなかった

 

転職に際して資格は取らなかったです。

 

正確には資格の勉強は無駄が多くて、まったく進まないので資格を取れなかったというのが正しいです。

 

IT系で仕事をしていましたが、ITパスポートという資格は何が何だかサッパリわかりませんでした。

 

資格を取るよりも自分の仕事にピンポイントで必要な事を勉強し、すぐに実践して経験を積みました。

 

用語とか理論を知っていてもアウトプットできなければ意味がないので、わたしは少し勉強をしてはすぐに仕事でアウトプットしていました。

 

その成果をノートパソコンに入れて、面接で披露すれば資格の代わりになります。

むしろ資格よりも具体的なアピールになります。

 

普段の服装に気を付ける

 

わたしがリタイアする前に勤めていた会社では、服装はTシャツとかラフな格好が多かったです。

 

ですが30代の頃を振り返ると、身ぎれいな恰好を心掛けていました。

見栄を張るのが好きではない人でも、セルフプロデュースは仕事の一環と考えてください。

 

もしあなたが独立や移籍をした時に、どんな人を一緒に連れて行こうと思いますか?

ポテチを食べながら部屋でゲームをやってそうな恰好の人より、身ぎれいで何か仕事をやってくれそうな人を選ぶのではないでしょうか。

 

そういうチャンスにつながるかも知れないので、服装に気を付けてください。

 

 

人当たりに気をつける

 

30代で気を付けるべきなのは、人前で負の感情を出さないことです。

 

怒りの感情を出す事は、一時は心が晴れてもトータルで必ずマイナスになります。

相手に直接怒りをぶつけなくても、何かに悪口を言う姿も人に見せないことです。

 

わたしは職歴ズタボロで実家も裕福でないですが、お金には苦労しないで済みました。

そこでおぼろげながら『運』というものの存在を感じましたが、負を発するとその分だけ自分の運が下がります。

 

人間だからたまに悪感情が出てしまうものですが、それを補うくらい正の感情を出してください。

誰も見ていなくても口角を上げて、自分で楽しい気分を演出するのも正の感情を出す事になります。

 

そういう人柄がチャンスを広げてくれます。