底辺界で暮らしてみて実感したのは、読書は年収に関係するという事です。
ありきたりでつまらないと思うかも知れませんが、実地で得た経験なので確度が高いです。
当サイトを読んでいる方は、既に盛り返していける可能性が高い方です。
まず、下調べをしようとしてこのサイトに辿り着いたはずだからです。
世の中には下調べをしないで一発逆転を狙って、完全歩合制の会社に駆け込んでしまう人がいます。
借金をしてFXに手を出して、失敗する人を目の当たりにした事もあります。
そういう人は学習しないで行動し、いつまでも同じ失敗を繰り返します。
まず情報を調べるところからスタートする人は、既に知識を蓄える習慣があります。
知識は量が足りない内は、個々の情報がつながりにくいです。
しかし一定量が溜まると、ある日とつぜん歯車がカチッと噛み合い、一気に判断力がアップする経験をします。
読書が最も年収に反映される趣味
バイトで日給制の所で仕事を経験した事がありますが、そういう所にはかなり年配の人もいます。
酒やけして言葉遣いが悪く、朝一から風俗誌を開いていました。
朝から?と、その姿を驚いてみていました。
こういう人たちが文庫本を開いたりするのを、見た事がありません。
当然、年収アップとは縁のない人たちでした。
後の会社員時代、年収が多い人に共通していたのは読書習慣でした。
オススメの本みたいなものを、必ず持っていました。
読書による追体験は、自分の経験値になる
映画とか漫画と違って、本は映像を自分で想像します。
それが感情移入しやすい理由で、しっかりと身につきます。
例えば親とか教師に恵まれなかったら、人間的な成長は難しいのは事実です。
わたしも朝から風俗誌を読むような職場の人しかしらなかったら、仕事で這い上がれる可能性は低かったです。
当時は娯楽として、Bookoffで100円の文庫本を大量に購入していました。
行き帰りの電車内でも読んでいました。
歴史的な人物に関する本だと、その生き様や経験をなぞるような感覚をおぼえます。
自分がやったような気になるのが重要な事です。
その人物の判断力や決断方法が、本を通じて伝播してきます。
転職先を選ぶ時にも、どちらを選ぶのが正解かを教えてくれます。
例えば戦で、待ち伏せをされた時に被害が大きいのは逃げる事です。
最も被害が少ないのは、その敵目掛けて突っ込む事です。
こういう感覚を身に着けて、就職に対して逃げ腰だったわたしは意識が変わりました。
一番困難と思う方向に突っ込むのが正しいと知りました。
30代で年収1000万円になる下地は、読書にありました
活字の本は安い
漫画も大好きですが、あっという間に読めてしまって経済的に厳しかったです。
本なら情報量の割に価格は100円と安く、長い時間楽しめます。
長い時間、その世界に浸るという事は重要です。
その世界が自分の中で常識になっていきます。
例えば、自己啓発本があります。
転職でくじけがちな自分の気持ちを、テコ入れしてくれる効果があります。
転職に失敗したとしても、その失敗から原因を抽出して次に活かせばいいのです。
そんな気持ちにさせてくれる本が、わずか100円でした。
カゴ一杯に買っても、映画一本分に満たない額で済みます。
読書というインドアな趣味のおかげで、這い上がる糸口をつかむ事ができました。
今は出版社への恩返しの意味で、新品を電子書籍で買っています。
会社に入ってからも活字は重要
会社に入ってからも、読書習慣の有無は大きかったです。
やたらと同じ間違いをしたり、論理性が足りない人に共通していたのが、読書習慣の無さでした。
読書は、頭の中で情報を整理しなければなりません。
これが論理性の癖づけに効果があるのだと思います。
読書をしない人は、情報を点でしか処理できません。
予測や反省といった、物事の前後関係がない頭で仕事をしています。
感覚型の仕事の仕方だったので、デスクに座ってやる仕事には不向きな人たちでした。
そういう人たちは活字が苦手なので、仕事のやりとりもメールではなく電話を好みます。
だから重要な事をよく忘れていたり、連絡がつながらず伝達に時間がかかったりします。
仕事ができる・できないというのは、大した事がない事の積み重ねで決まります。
読書習慣がある人は、やりとりのギャップが少なくスムーズでした。
こういう信用度をコツコツ積み上げると、年収アップにつながります。
遠回りでまどろっこしいかも知れないですが、性急な方法は効果が一時的なものばかりです。
長いスパンで考えると、じっくりと身についたものの方が効果は永いです。
追記:自分でも本を書いてみた
わたしは誰かの経験が書かれた本によって、仕事がうまくいって、年収が上がりました。
今度は自分が経験を書くことによって、誰かの役に立つのではないかと思い、kindleで本を出版しました。
1冊目ということで、膨大な時間がかかってしまいました。
本の売り上げで暮らしているわけではないので、売るために煽ったりする必要がなく、書きたい事を書けました。
それでも月に数万円の収入になり、これも読書習慣による年収アップの効果と言えます。