お金を嫌悪すると、無意識の内に避けてしまうようになります。
お金を持つと心が汚れるとか、そんな事はありません。
南青山の一等地に児童相談所を作る計画が持ち上がった際、地域住民から反対運動がおこった件について。
彼らの言い分も理解できますが、なぜ叩かれるのでしょうか。
「意識の高い公立小学校に入れる選択をしました。
そのために億を超える投資をして南青山に家を買ったのに、なんで児童相談所なんか作るの?」
「南青山のブランドが落ちる」
言い分は理解できるのですが、ブランドと言っている割に必死すぎて、かえって貧乏くさいです。
意識が高いとか、投資とか自分であんまり言わないほうが良い気がします。
お金持ち界の底辺みたいです。
全編に流れる鼻につく単語と、せせこましさ。
南青山の住人が批判されるポイント
言いたい事はわかるけど、嫌味がキツすぎて全然入ってこないです。
昭和じゃないのに、語尾に「ざます」をつけるんじゃないかと思うほどです。
南青山の住人の発言をピックアップ
発言内容を聞くと、キンキン声でいろいろと言っています。
「億を超えるトーシ(投資)をして」
投資のイントネーションがちょっと変で、どのあたりの生まれか興味があります。
芦屋から移り住みました、とかでないと自身の発言内容と矛盾します。
「日銀の社宅のエリア。いいお友達を作るために〇〇学区に住む方もいっぱいいます」
日銀の家の子と友達になる目的って、気持ち悪くないですか。
アイドルの追っかけが近所に引っ越してくるようなものです。
お友達になると、日銀の金融政策でも流れてくるのでしょうか?
『〇〇さんの友達でぇ~』など、有名な人の友達を自称する人は、結構ロクなもんじゃない人が多いです。
他力本願というか、肩書に乗っかろうとする人というか。
重要なのはあなた自身の実力でしょう。
「この地域のスーパー、〇〇屋・△△。物価とても・・・たくぁい(高い)です」
高いの言い方が、鳥肌が立つほどイヤらしい。
ぞくぞくします。
「みなさん子供が沢山習い事して、結構レベルが高いです。もしその子たち(相談所)がお金がギリギリで来たらついてこれなくて可哀そう」
なんでこんなイヤミな言い方が板についているのだろう。
何かを持っていないからと仲間外れにする、いやな女子児童を思い出します。
「青山のブランドイメージ、ビジョンをしっかり持って、守って世界に発信して」
うわわ、怖い怖い。世界に発信しないでください。恥ずかしい。
ブランドイメージだとかビジョンとか、何にかぶれているのでしょうか。
変なITセミナーで何か聞かされているような気分になります。
「土地の価値を下げないでいただきたい」
いや、あんまりでしょう。子供は廃棄物じゃないんだから。
土地は今のバブルがはじけたら下がります。
その時は何にヒステリーをぶつけるのでしょうか。
発言内容を通してみると、いっぱいいるだとか、みなさんこう思っているとか言っています。
これは『〇〇ちゃんはお誕生会に呼ばなーい』
と言って、社会性を使った攻撃をする子供の特徴です。
『みーんなが〇〇ちゃんの事をこう言ってるよぉー』
とかも同じです。
ブランドの意向を借りるなにがし
なんだかキャバ嬢が成り上がったみたい
反対派住民の言い分を聞くと、生まれ育った場所を程度が低いと嫌悪し、南青山に移住したように感じます。
しゃべっている内容の嫌味や毒気が多すぎて、聞いていると負の感情にあてられてしまいます。
やたらとブランドの力に頼ろうとしたり、お友達にランク付けをするあたり、キャバ嬢が成り上がったのかと思ってしまいます。
場所柄的に渋谷か六本木も近いですし。
まっとうな手段でお金を稼いだ人は、人格者である事が多い。
あるいは本当のお金持ちは心に余裕があるし、ひけらかす必要性もないので慎ましい。
古くからの住民の中には
「ブランドは港区に転入して来られた方たちが勝手に作り上げたイメージ」
と、一刀両断する意見もある。
反対する人たちを見ると、松本清張氏の砂の器を思い出す。
成り上がったけど、結局は育った時の価値観の根っこに引き戻される。
肝心の子育てはそれでいいの?
子育ての環境悪化が反対意見にあります。
現状の子育てはどうでしょうか。
最初から色々と与えるのはどうか
ゲームのRPGでも、最初から最強の装備だったら、本人が手に入れる喜びがありません。
自分で拾い集めて成長していく過程が楽しみなのです。
着せ替え人形感覚で与えて喜ぶのは親の方で、子は得るものがありません。
最初から与えられた子は自分の成長が感じられず、劣等感を抱きます。
その劣等感を払しょくするため、他人をコキおろして相対的に自分の能力が高いと思いたがります。
マウンティングのような事です。
親が他人の子供を攻撃している姿はキツい
児童相談所の子供が聞いたらと思うといたたまれないです。
親が人の家の子をバイキン扱いしている姿は、教育上ものすごく悪いです。
他人の家の子にも優しい姿を見せると、わが子にもそれが伝わります。
施設を利用する子は、普通の感覚だと同情に値します。
児童相談所に預けられる子供は、親のいざこざを聞かされて嫌な思いをする。
親戚をたらい回しにされて、ふすまごしに自分の押し付け合いの話を聞く。
そういう子が、また自分がやっかいの種されるって、理不尽すぎやしませんか。
子供は選択肢がない中で翻弄されているんだから、ちょっとは気にかけてあげてほしい。
子供が南青山に住みたいなんて言っていないのに、勝手に厄介者扱い。
いたたまれないです。
なんだかキャバクラのバックヤードみたいな
意識が高いと言われる小学校の子供たちの会話で
「車、何乗ってる?」
「お寿司一貫いくらの食べている?」
いや、これってキャバ嬢が客の経済状態を値踏みするやり方じゃないですか。
南青山、成り上がりキャバ嬢説がますます高まります。
ラルフローレンを着て登校した子が、別の子に
「ラルフ持ってるんだ。でもラルフなんて10枚ぐらい持ってないと意味ないよね」
なんで他人をコケにしないと気が済まないのでしょうか。
すかさず10着でマウンティングをとっています。
これもまた、バックヤードでしのぎを削るキャバ嬢の姿です。
10枚持たないと意味を見出せないって、相当ハッピーセットな頭をしていると思うのですが、教育は成功なのでしょうか。
児童相談所の建設費用が問題
土地・建物で100億円をかけているのが問題です。
それが、世の中の人が辟易しているマウンティングが絡んできて、ブレてしまいました。
自立するために母子が自活するにも、生活費が高いエリアではキビしいです。
反対派も生活費について少し触れているんですが、何の病気なのかすぐに嫌味な言い方をしてしまいます。
結果として反対を言いにくい世論になってしまいました。
オウンゴールのようなものです。
行政が南青山の、あの場所に高いお金を費やす合理的な理由が見えてきません。
南青山児童相談所反対3行まとめ
1.嫌味が露骨すぎ
2.子供の耳をふさぎたい
3.成り上がったキャバ嬢が同族嫌悪しているみたい