学校教育を受けて、
先生の言う事は正しい=権威のある人の意見が正しい
という頭が出来上がってしまっています。
FXを始める時、この意識を変えないと勝てないです。
初心者が勝てないのは、経済学者やアナリストの言う事を真に受けてトレードし、そのまま退場してしまうためです。
FXの勝ち方は、経済のプロを無視する事から
良くわからない事を始める時、まずは学習をします。
そういう知識がない時には、断言してくれる人にすがりついてしまいがちです。
大学で教えている経済学者が
「アメリカドルは今年、50円台になる」
と自信を持って言われたら、初心者はそうかも知れないと思ってしまいます。
実際はどうだったのかと言うと、これとは真逆の円安方向に動きました。
しかも3年連続で50円台と言い、3年連続で真逆の結果でした。
何であんなに自信満々だったのか、さっぱりわかりません。
経済学者はトレーダーではない
経済学者は所詮、自分のお金を運用していないので、トレード感覚はありません。
初心者以下の、素人でしかありません。
学校教育の弊害で、権威がある人を無条件に信用してしまいますが、トレードを何年かやったら彼らの発言の正解率がわかります。
発言のハズレが続くとメディアから姿を消していきます。
すると顔ぶれが変わって、新しい予想屋が出てきます。
経済のプロに釣られる
1・2年くらいは当たる予想をして、
『この人は本物だ!』
と思って信じてしまいます。
出される本も次々買って、メルマガも購読します。
そういう信者が増えた頃に、予想と真逆の結果になります。
巧妙なワナかと思うほど、見事に釣られてしまいます。
トレードのプロは一般人
自分の身銭でトレードする一般投資家だけが、FXトレードのプロです。
人のお金を集めて運用する人は、損失が出ても責任を負いません。
それに、全員が同じトレードをしたら儲からないので、情報を発信する人は一般投資家を出し抜こうとします。
学校の勉強と違うのは、権威が本当の事を言うとは限らない点にあります。
FXのニュースの見方
ニュースが新しい情報だと思って、それを基にトレードをしたら勝てないです。
ニュースとして表に出る頃には、為替への影響はとっくに終わっています。
一般人はニュースを歴史のように扱った方がいいです。
過去の歴史の流れから、これからを予想するような使い方です。
サプライズの連続
ニュースメディアは自分たちの政治思想を広めたいのか、願望で記事を書いている事が多いです。
その願望と違う結果になると
『サプライズ』
と言って、何故か自分たちも騙されたみたいなニュアンスで伝えてきます。
この辺りも実際に自身でトレードをして損したら、身に染みてわかると思います。
FXは大きなお金の流れで見る
為替はお金が国と国の間を移動した時に変化します。
なので、100年スパンくらいで世界のお金の流れを見ました。
アメリカを軸足にして、アメリカから他の国に資金が流れるパターン。
しばらくしてアメリカに戻るパターン。
日本に資金が流れたパターンとしては、平成バブルがあげられます。
少し前は中国や南米に流れていきました。
今は中国からアメリカに戻っているパターンです。
わたしはこういう軸で見ていますが、他の人に勧めるつもりはありません。
FXを予想できる人
国のお金を動かせる人だけが、FXを予想できます。
巷で予想を発表しているレベルの人では、予想などまったくできません。
競馬の予想屋という人がいて、1回100円でレースの予想を教えてくれるのだそうです。
彼らも自分で賭けても安定収入が得られないので予想を売っていますが、FXの予想屋も同じです。
自分で予測する事に意味がある
FXは自分で予測する事に意味があります。
万単位のお金が掛かるので、本気で勉強をして勝とうとします。
自分で情報を集めて勝ち方を考えだすというのは、自分で考えて仕事を作る事に通じます。
結果として、本業でもレベルの高い事をできるようになり、ステップアップできるかも知れません。
シンプルでわかりやすいFXで投資になれたら、株式に移行しても面白いと思います。