履歴書は手書きの方が良いという精神論は、このサイトでは採用していません。
履歴書は手書きでなくていい理由は、別ページで述べた通りです。
ただし、パソコンで作成したものなら何でもいいというわけではありません。
ここでは、履歴書の線の太さについて書いていきます。
細かい事のようで、この事は面接官の視点を意識するという考えにつながります。
パソコンで作成するからこそ、細かい配慮が必要
私の経験上、履歴書のような表組はエクセルの方が作りやすかったです。
私が就職活動していた頃は、まだ使えるフォーマットが無かったので、フォーマットから自作しました。
その時に気を付けたのが、いかに市販の履歴書と比べてそん色のないものにするかでした。
プリントアウトして市販の履歴書と重ねて、余白や項目の高さなどを合わせました。
ただでさえパソコンで作成した履歴書は少なかったので、位置関係が大きくズレて悪目立ちするのを避けるためです。
履歴書では、鼻につく表現や悪目立ちする事を避けるようにしています。
今は沢山のフォーマットがあるので、パソコンさえあればすぐに履歴書を作れます。
パソコンはネット通販で2万円も出せば、ディスプレイ付きのものが買えます。
富士通・NECのデスクトップパソコンで、会社用に作られたものがオススメです。
重たいですが、故障をした事がありません。
きっと何回か転職するので、一度作っておけば楽です。
パソコンで作成した履歴書の線の太さ
線の太さで合否が決まる事はありません。
しかし、パッと見の印象操作に使えます。。
何となくの積み重ねも無視はできません。
あなたがスーパーで買い物をする時、値段も質も一緒だったら、パッケージの差で購入を決めたりしませんか?
線の太さについて見てみましょう。
これは、市販の履歴書に準拠したタイプのものです。
線の太さを微妙に変えたり、場所によっては破線を使用しています。
伝えたい学歴の情報を際立たせて、相手が読みやすいようにしています。
手書きの履歴書と見比べても、線の太さと文字の太さの比率は近いです。
こちらは、線が一律に太いものです。
実際に印刷されたものは、より目がチカチカします。
受け取った会社側の人は、他にも多くの履歴書を受け取っています。
その中で、こういう履歴書があるとより見栄えの悪さが目立ちます。
例えばあなたが面接官として、POP広告を書く人を募集して、こういう履歴書がきたらどう思いますか?
書き手の視点しか入っていないので、適任ではないと判断しますよね。
POPを書く職種でないとしても、繊細さがないと感じないでしょうか。
なんだかゴリラが林の中でキーを打って作ったような印象です。
たかが書類ですが、自分の人生の時間を左右する書類だと思うと、重みが増します。
細かい所まで配慮をしたと自分を納得させる事が、面接での自信につながります。
写真のデジタルデータがあれば、履歴書にペーストして印刷すれば、キレイな履歴書が出来上がります。
履歴書のフォーマットを自分でカスタマイズしても良い
履歴書のフォーマットを一から作成しても構わないですが、ダウンロードしたものをカスタマイズするのも良いです。
フォーマットにも色々あって、全体の構成はいいのに線の太さが気になるものがあります。
こういう時は、自分が納得いくようカスタマイズしてしまいます。
細線でもまだ太く感じる時は、点線や波線を使います。
カスタマイズする時は、読み手である面接官の事の視点に立ってください。
自分が面接官となって、面接室のデスクに座って履歴書を読む姿を想像してください。
十分に面接官に成り切ったところで書類を見てください。
そうすると、履歴書の内容についても、自分が良く見える書き方が降りてくる事があります。
履歴書の線の太さ3行まとめ
1.線の太さにも気配りできる細やかさ
2.ダウンロードした履歴書を、自分でカスタマイズ
3.読み手の視点に立って考える力を養う