わたしが早期リタイアをしてブログを始める事は、会社を辞めると決めてから考えていました。
仕事の引き継ぎは一般よりかなり長い期間をかけていたので、その間に早期リタイアした人たちの生活を調べました。
そうするとリタイア後の暮らしが真っ平過ぎて、結局は再就職したりというケースが見られました。
リタイアしなければよかったという結果にならないよう、リタイアのテーマを考えました。
リタイアした人にしかできない事を考えて、
『稼げない事を仕事にする』
という結論に至りました。
早期リタイアでやる事は、どうやって決まるか
早期リタイアをしてやることは、リタイアに至るまでの生き方を反映したものになります。
わたしは20代の半ばまで正社員の職歴も貯金もなくて、将来はホームレスが頭をよぎっていました。
その状況が変化したのは読書習慣により読んだ本が一定数を超えてからです。
そこからは正解の選択肢が見つけやすくなり人生が好転しました。
活字によって救われたわたしは、自分の経験を活字で書くことでリタイア生活が丸く収まるような気がしました。
丸く収まるってよくわからない表現ですが、『義務がある』とは言いたくないのでフワッとさせました。
趣味を仕事にしていいのが、早期リタイア
よく
『好きな事を仕事にすると失敗する』
と言われていました。
好きな事って仕事にしたら、義務化してつらくなってしまうんですよね。
その要因はやはり、
『生活のために一定のお金を稼ぐ』
というノルマがあるためです。
ただこれは現役の仕事に限った事なので、リタイアをしたら趣味を仕事にできます。
投資とブログのどっちをとる
早期リタイアした人のブログを見ると、投資は必ずやっていました。
わたしもリタイアする前から証券口座を持って、トレードの経験がありました。
リタイアしたら時間ができるわけですが、わたしはブログ関係の事により多くの時間を割いています。
投資って数字の上げ下げなので、理数系の人の方が喜びを見出せるのではないでしょうか?
今年は楽天株に目をつけて集中的に投資したのに、すぐに売ったりして15万円くらいしかトレード益を上げませんでした。
ちゃんと持っていれば目論み通り100万円以上の利益確定が出来たのに、途中で変心して手放してしまいました。
こんな風にトレードは儲かっても心が晴れる事が少ないので、今はもっぱら配当目的の所持ばかりです。
ブログは稼げるのか?
稼げる人はいると思いますが、わたしはこれほど稼げない仕事はした事がないという感じです。
その要因としては、アフィリエイト案件を受けていない事にあります。
たまにお問い合わせから案件の依頼がくるので、お問い合わせのページにお断りの一文を付け足しました。
自分でもネット検索で情報を調べていて、最後の方でアフィリエイトに誘導されると萎えてしまいます。
ブログに限らずマスメディアは読む人の不安を煽って、その解決策として何かに登録させたり購入させたりというパターンが見られます。
わたしのブログは稼ぐためのテンプレとは真逆で、学歴が低くても無職歴があっても、こういう風にしたら立て直せましたという内容です。
それでも最小限の広告でブログの経費くらいは捻出できているので、別の題材を選ぶ人はもっと収入の余地があると思います。
それに後述しますが、ブログを書くというのはアウトプットの訓練になるので、やっていると他の展開が見えてきます。
稼ぐのであれば
読者に有益なものがあれば、それをわかりやすく紹介してアフィリエイト収入を得るの事は、誰も損をしない健全な活動ではないでしょうか?
例えばわたしは楽天銀行を使っていますが、人にオススメしたいです。
先日楽天の口座をチェックしたら、定期預金でもないのに利息が驚くほどついていました。
利息何て端数のレベルと思っていましたが、他行の100倍だと『おっ』となります。
これは楽天証券口座を持っている場合、証券を買う時に自動で楽天銀行の残高から補充できる設定をすると優遇金利が受けられるためです。
わたしからすれば証券口座に振り込む作業が省略できるので、むしろありがたいくらいです。
わたしはアフィリエイトを貼っていないので、もし楽天銀行に入りたかったら検索してください。
他にもidecoで定期預金をすれば、堅実に数十万円得をします。
わたしは現役時代にidecoは変動のある金融商品しか買えないと思っていて、使っていませんでした。
こういうサービスを発掘してわかりやすく紹介できる人は、そのスキルが収入になります。
スキルに対して報酬を得るのであれば、正当な対価なので長続きするはずです。
自分が得意な事が活かせる
例えば絵が描けるのであれば、下手であってもいいので漫画エッセーがオススメです。
↑こんな感じの絵で警察学校に入った話を書いた人のブログは、アクセスを集めて出版社から紙の本も出ました。
絵はシンプルながら構図とかが上達していくのがわかりました。
単に絵の練習だけだと挫折しがちですが、ブログにアウトプットする事で継続できたのかも知れません。
本番環境で人目に晒す場を作れるのも、ブログの魅力です。
ブログをやって何が変わった?
リタイアしてからブログを二つやっていますが、これほど文字を書く生活は初めてです。
40代になってからイチから下積みするような生活を送るとは思っていませんでした。
毎日なにを書こうかな?と思いながら生活すると、脳の使い方が変わってきます。
読書だけでなくyoutubeで何かを見ても、ブログという軸があると頭に残る情報に変化が生まれます。
この軸が無かったら無重力過ぎて、リタイア生活がどこにも行かない小学生の夏休みのようになっていたでしょう。
休みの期限が決まっていないリタイアは、軸が無いと夏休みより辛いものになります。
リタイアを考える人は、つかみどころのない無限の自由というものを想像してください。
床すらない空間って、結構怖くないですか?
新しい展開が見えてくる
毎日のようにアウトプットの作業をしていると、頭の中で考えた事を外に出すものなら何でも出来そうな気になってきます。
今は書籍を書こうと思ったり、ブログの記事をyoutube化しようかと思っています。
書籍は個人でもkindleで出版できるので、昔フリーター期間を就活で説明する時に作家(脚本家)志望と嘘をついたのを現実にしたいです。
youtubeは動画編集ソフトを買いましたが、ビジュアルの才能が厳しいので途方に暮れています。
感覚的な仕事が苦手で、テロップを入れるだけでもひどくダサい感じになるでしょう。
youtube作りの基本は決まったオープニングを作ってチャンネルを印象付ける事ですが、これはスルーしようと思います。
恐らくyoutubeを仕事にしていたら会社に止められるくらいひどい出来になると思いますが、早期リタイアすると無敵の人になるので何でもOKです。
動画を作る中で、また何か新しい展開が出てきてやる事が増えていきます。
ただブログを一旦止めるタイミングがわからず、動画編集ソフトを買ってかれこれ1年近くたちます。
自分のタイミングで始められるのも、会社の仕事との違いです。
今の所リタイア生活は充実しています。