年収が上がると税率もストレスも上がる

年収アップの方法

底辺を経験して低コストの生活に慣れていると、これはこれで人生のスキルになります。

美味しいものを食べたいとか、いい車が欲しいという欲も抑えられて、必要十分という感覚が身につきます。

しかし、この感覚だと年収があがった時の税金の高さに衝撃を受けます。

稼ぎの半分を税金で取られるストレス

普段の給与で渡される明細を、しっかりと見ない人も多いと思います。

控除という日本語も、貰えるのだが引かれるのだか、なんだかよくわかりません。

 

ただ、

『手取りになると随分へるなぁ』

くらいの感覚ではないでしょうか。

しかし賞与が増えた時に事前に知らされていた賞与額と手取りがあまりにも違い過ぎたので、目を疑いました。

 

手取りが半分くらいになっていました。

感覚的には、

『賞金100万円!アメリカ横断ウルトラクイズ』

で優勝をしたのに、実際に賞金を受け取ると50万円台というのと同じです。

 

軽自動車しか買った事がないのに、賞与では外車代くらい引かれました。

所得税以外にも、健康保険や厚生年金も合わせて上がります。

更に翌年の住民税も上がります。

 

自分の稼ぎが半分取られると、急に国家権力の脅威が身近に感じます。

これだけ金を取るなら、命だってとられかねない・・・

そんな恐怖です。

 

年末調整で2桁の支払いが発生

年末調整もまた、よくわからない制度ながら何万円かもらえるちょっとしたボーナス感覚でいました。

 

そんな感覚でいたある日、年末調整で2桁マイナスが発生しました。

ちょっと増えると思っていた給料が、逆に2桁マイナスの場合、貧乏性の人はブルブルと震えが止まらなくなります。

 

高給な腕時計を買う時には色々と調べて葛藤して、その上で買う楽しみがあると思いますが、年末調整は無言で差し引かれるだけです。

 

こんな目に遭いながら会社に無駄な政府系調査票が送られてくると、

『上級国民でお金を回しあっているなぁ』

と、考えてしまってストレスが高まります。

 

ストレスは溜めておき、もっと稼ごうというエネルギーに変えるのが建設的です。

急にお金がもらえるようになっても、気が大きくならないようにしてください。

驚くほど税金を取られますから。