会社のグチを言うと、自分が損をします。
会社に不満がある場合にする選択は三つ
・改善する
・グチを言って気を紛らわす
このうち、グチを言うことだけが現状維持の選択肢です。
会社のグチを言うと、共依存の関係になる
人が行動する時には、エネルギーが必要になります。
これがうっぷんだったりストレスです。
グチを言うという行動は、このエネルギーを無意味な方向に放出することです。
会社のグチを言っても、スカッと気分が晴れるわけではありません。
むしろ嫌な点を言葉に出して明確にした分、明日から余計に気になるようになります。
そこまで嫌いな仕事だったら、向いていないのかも知れません。
「仕事は好きだけど会社の人間関係が」というのも、あなたがその場にいない方が良いというサインかも知れません。
相手が間違っていた場合、その積み重ねがある時に一気に表面化して、その人は会社を去っていきます。
そういう人がいつまでも生き残れるなら、所詮その程度の会社という事です。
その場に留まり何もしないという選択は、自分も相手と同等のレベルだと認めなければなりません。
転職は天職を探す旅でもあります。
グチってでもその場に居続けようとすることで、チャンスを逃してしまいます。
泥沼のような環境でも、グチっていると適応してしまいます。
ストレスは溜めるもの
よく犯罪者が、『ストレスが溜まっていた』などと言いますよね。
ああいう人たちはストレスを溜める袋が小さいので、すぐに短絡的に発散してしまいます。
だから人生の階段を上る行動力に欠けます。
ストレスは悪いものではなく、溜めるものです。
ストレスが一定量溜まったら、それを次の行動に移るエネルギーに昇華すべきです。
会社に留まっていた場合のストレス量が多ければ、転職に突き進む後押しも強くなります。
それでチャレンジしてみたら、自分の適性に合った仕事場に移れるかもしれません。
溜まったストレスを建設的な方向に使う事で、状況は変わります。
※問題になるのは、溜め過ぎたストレスです。
溜め過ぎたストレスは使う事も出来ずに人が押しつぶされてしまいます。
会社のグチを言うよりも良い点を言う
転職も待遇改善もしないなら、会社の良い点を言うようにするしかありません。
グチを言うと、会社の悪い点ばかり目立つようになり、毎日が苦痛になります。
例え小さな事でも、コツコツと良い点を言いましょう。
「こんなに良いイスに座れてありがたい。世の中には立ちっぱなしの仕事もある」
文句や悪口を言っている人で、幸せそうな人を見た事ありますか?
長い年月をかけて、徐々に怨念みたいな顔になっていきます。
自分の環境を恨んでも良い事はないです。
転職をしないなら、その会社を好きになる努力をするしかありません。
良い所を言い続けていく内に、良い所ばかりに目がいくようになっていきます。
グチを言うと人が離れる
他人にグチを言う人は、自分がいかに悲惨な境遇かを訴えて、慰めてもらいたがります。
こういった依存心を向けられると、大抵の人は避けたくなります。
お金は人と人の間を渡り歩く者なので、人に避けられるとお金も入りにくくなります。