株式投資を始めた当初から保有している株の今を公開します。
長期投資の悠久の時間感覚が伝わればと思います。
自動車株
トヨタ自動車は昔、世界一になったらバッシングされることを知っていて、あえて狙わない戦略でした。
そういったところが徳川家康っぽいというか、思慮深さがあると思って買いました。
最近では年間20万円以上の配当金になってますが、長らく100万円以上の含み損の時がありました。
ずっと含み損のSUBARU
アメリカでSUBARUブームみたいな時があり、販売奨励金なしでも売れていて、株価が絶好調の時に買ってしまいました。
タイミングが最悪だったので、以降はずっと含み損です。
今年は含み損が50万円くらいまで減った時がありましたが、そのまま放置していました。
配当利回りが良いので、これまでに受け取った配当金と相殺すれば、実質的な含み損は100万円以下です。
今なら1銘柄で400万円も買うことはないですが、当時は銘柄選びの時間がなかったので、雑に買ってしまいました。
自動車以外に航空宇宙分野もやっているので、変化を期待しています。
買うのが早すぎた重工株
今の中国との緊張状態が、予兆の段階で防衛関連の三菱重工を買ってしまったので、長らく半値くらいの状態が続きました。
しかし三菱重工はエネルギー関連も強いので、いつかは上がると思って持ち続けていました。
配当は少な目なので、今のわたしの投資戦略には合っていませんが、業種を分散させる意味で持ち続けています。
IHI
IHIは防衛産業だけでなく、航空分野にも強い企業です。
そのためコロナで航空株が落ちた時には、半値以下になっていました。
それでも次期戦闘機に搭載するIHI製のエンジンの性能が高かったので、買い増ししました。
二つあるのは最初に買ったのが一般口座(自分で損益計算して申告)で、後で特定口座で買い増ししたからです。
株を始めた当初はよくわからず、名前から一般口座を選択してしまいました。
配当はラップ調に言うと、少な目で涙目です。
マイナス金利政策に泣いた三菱UFJ
メジャーな銀行株を買って、高騰は狙わず手堅い運用をするつもりでした。
しかしマイナス金利政策の導入で、大きな含み損を抱えることになりました。
そんなデフレ時代を乗り越えてようやく含み益化しました。
含み損の試練
振り返ると一般口座で買った長期保有の株は、全て含み損の期間がありました。
投資の教科書には損切りが出てきて、その後のトレードで損失を取り返せる前提になっているのが不思議です。
わたしが損切りしたら失敗を引きずって、次も失敗しそうな気がします。
穏やかに過ごす
クイズ番組の賞金が100万円の時代に育ったわたしにとって、心理状態が左右されるラインが100万円です。
そのため購入するのは1銘柄につき、なるべく100万円未満に抑えるようにしています。
もっと大量に買える株をピックアップできたら、倒産リスクを織り込んで1銘柄30万円未満にして、買ったことを忘れて永久保有するのもいいかなと思います。
配当金をベーシックインカムにして、こころ穏やかに過ごしたいです。