無職の趣味として続けていた執筆が、ここ最近になって去年一年分の印税を一か月で稼いだりするようになりました。
規約により印税額を公開することはできませんが、今月はサラリーマンの上位層に匹敵しそうです。
お金にならないけど続けた
無職でも人間性が溶けないようにと始めた執筆ですが、労力の割りに収入が見合わない仕事だと思いました。
ただ印税以外の副産物として、思考力の向上が感じられました。
適切な単語を見つけて意味のある文章を書き続けることは、株式の銘柄を選ぶ作業にも通じます。
株は高配当を中心に80社くらい保有していて、安定的な配当収入のおかげで焦らず本を書けます。
レビューで雑言を浴びる
レビューの範疇を越えた攻撃的な言葉を浴びせられることがあります。
本を出版すると公人あつかいになるのか、どんな雑言を浴びせてもいいと思う人が一定数います。
次回作に負の感情の強い人を題材にしようかと思ったこともあります。
しかし彼らに負の感情を返しても不毛なので、逆に多くの人が正の感情を抱けるような本を書くことにしました。
ベストセラーになる
負の感情に染まらず、自由と豊かさをイラストエッセイに書いたところ、いくつかのジャンルでベストセラーになりました。
文字だけよりもイラストエッセイの方が楽だろうと思って書き始めましたが、結局いつも通り書き上げるまで半年以上かかりました。
イラストエッセイは読みやすいので公開してすぐに読了されてうれしい反面、何時間もかけた料理が5分で食べられたお母さんみたいな心境でした。
イラストエッセイが売れ始めた月に、高円寺のバンドマンくらいの収入になりました。
印税だけでもギリギリ生活できる額になったので、これにて作家になるというクエストはクリアということにしました。
ハードルを低くして成功体験を重ねると、成功のクセがついて大きなことも上手くいきやすいです。
倍々で増える印税収入
翌月はさらに売れて、イラストエッセイだけでなく活字だけの本も読まれるようになり、印税が倍々で増えていきました。
売れなくても話を盛ったりせず、肩の力を抜いた状態で執筆を続けたのが良かったのだと思います。
いつもマイナスの出来事がお金になった
今回のイラストエッセイは嫌なレビューがキッカケで加筆をして、それが印税の増加へとつながりました。
会社員時代は嫌な人のおかげで転職の決意ができたし、株式投資は始めてすぐに経験した700万円の含み損のおかげで成長できました。
鬼の交際相手も本に書いて印税にして、最終的にモスバーガーとして食べてしまいました。
傷つきやすい内向型の人ほど、マイナスなことから受けるエネルギーも膨大で、プラスに転換した時の実りが大きいです。
書き方で気を付けたこと
イラストエッセイでは読みやすさを考えて、一文は読点(、)が二個までの長さになるようにしました。
現代のコミュニケーションはチャットやSNSなど短文が主流なので、昔わたしが読んでいた本より一文を短くしました。
このあたりは人の顔色を伺う性質のあるわたしが、独自に工夫したことです。
他にも通勤中のスマホでも読まれることを想定して、読むのを中断しやすいよう節(章を構成するかたまり)も短めにしました。
ひねった表現も読みにくくなると思ったので、イラストエッセイでは極限までシンプルな言葉を使いました。
小説は書かない
小説が書けたら無限に本を出せますが、わたしは途中で面倒になったら雑な展開にすると思うので、小説には手を出しません。
例えばトリックがだいご味の鉄道ミステリーを書いてたとしたら、途中で面倒になって釜めしの器を凶器にするのが目に見えています。
引き寄せの本を執筆中
引き寄せはオカルト扱いされますが、わたしの場合は
・会社員になる時の年収1千万円の目標
・自由で豊かな暮らし
・20代の頃に夢見た作家生活
これらがいずれも現実になりました。
引き寄せは脳の無意識の領域に作用して、日々の細かな選択が変化するものと考えています。
その選択が月日の分だけ積み重なって、今回の書籍の印税のように成果につながるのだと思います。
なるべく現実的な引き寄せの本にして、来年くらいに書き上げたらSNSで無料配布の告知をします。(Amazonの仕様で日数限定)