FXはお金の流れによって稼ぎが生まれるゲームです。
お金が集まる国の順番には規則性があり、それを知っていれば儲けることができます。
お金は
という、アメリカを軸にした回り方をしています。
次にお金が流れ込む国というのは、順番で決まっています。
お金を注入したら、膨らむ振り幅が大きい国に流れるようになっています。
FXの儲け方は、お金が流れる順番を見ればわかる
お金の中心はアメリカで、
米ドル 対 全世界の通貨
が基本で、米ドルだけ別次元のお金です。
アメリカにお金が集まっている時か、それ以外に集まっているかです。
日本に流れたのはバブル経済の頃で、東京の土地を売るとアメリカ全土を買えるくらいのお金になると言われていました。
その後でアメリカに戻って、それから中国に順番が移って、今はまた中国からアメリカへ移っている時です。
このお金の流れに沿ってFXのトレードをすれば、儲かる確率が上がります。
振り幅が大きい所に順番が回る
少し前の中国は、インフラは整っていないし車より自転車が多い国でした。
そこにお金を流すと、乾いた土に水をまいたみたいに、すごい勢いでお金が広まります。
各々が投資をするようになり、実体経済以上にお金の世界が膨らみました。
最初は必要な所にお金が入っていきましたが、それが済むと投資になり、今は投資先がなくて誰も住んでいないマンションに投資するまでになりました。
これはもう完全に臨界点まで到達した状態です。
このバブルが弾けると一般人はスッカラカンになって、お金はアメリカへ戻っていきます。
韓国のケース
韓国は以前、外貨が枯渇する危機に陥って、国民が金(gold)を供出する事態にまでなりました。
韓国ウォンは暴落して外資が韓国企業の株を安く買い、高額な株主配当を受け取る体制ができてから韓国経済は復活しました。
このようにお金は、ふり幅が大きい国に集まる規則性があります。
また、韓国からお金が流れ出しそうな雰囲気です。
今まではアメリカのアジア側の壁は日本と韓国でしたが、それが日本と台湾に変わる可能性があります。
お金の流れと政治の動きは連動しているので、それも状況判断のヒントになります。
個人のFXの強み
FXは巨大な資金力の法人と、一般人が同じ土俵で勝負する市場です。
あらゆる面で一般人が不利なわけですが、有利な面もあります。
それは、トレードに参加するタイミングの自由度です。
法人は顧客のお金を預かって運用していて、期日までに利益を出す必要があります。
個人には決算のような時間的制約がなく、有利と思える時まで気長に待つことができます。
日本円は特殊だから、米ドルの上下を考える
日本円って特殊で、世界に何かあると安全な円を買うという特徴があります。
日本の調子とか関係なく、世界がザワついたら円が上がります。
日本で大地震が起きた時も、円が急騰しました。
普通なら日本に天災があったら円が安くなると思うところですが、逆に高くなりました。
後日の説明では
『復興のために日本企業の海外資産を日本に戻したため』
という、本当かなと思うような説明でした。
このように日本円を軸に考えると難しいので、アメリカを見て米ドルが上がるか下がるかで考えた方がシンプルです。
今は日本とアメリカがコンビを組んでいるような
かつてのバブルではアメリカから日本に資産が移っていましたが、今は日本とアメリカが同調しているような動きです。
アメリカの方が多く受け取って、日本はおこぼれのレベルですが。
日本の株価が8000円から伸びて、いまも2万円台をキープしているのがその表れです。
だからFXで円と米ドルのトレードをしても、あまり儲かりません。
豪ドルの動きに注目
アメリカからお金が出ていっていた頃、中国と共にオーストラリアにも流れていました。
その頃のオーストラリアドルは100円を超えていて、円換算の物価も非常に高かったです。
中国経済が限界かもと言われるたびに、同調して豪ドルも下がります。
今現在72円台後半ですが、もう少し下がらないか注視しています。
まだちょっと豪ドルって高い気がします。
FXを覚えたら、連動して株もやってみる
FXでお金の流れがわかったら、株も合わせてやらないと勿体ないです。
お金が集まっている間は株が上がりやすくて、そろそろお金が出ていくと思ったら株からも手を引きます。
お金が出ていくサインは、その国にふり幅が大きい投資が無くなった頃です。
安く買った株なりマンションが上がり切ったら、これ以上の伸びは期待できないので投資は止まります。
投資する先がなくて、その国の人がおかしなものに金を使いだしたら、お金が出ていくサインです。
ただ外国の株って、まだネットだと買えない事が多いです。
最近、台湾株が欲しいんですが、店頭でも限られた会社しか扱っていないみたいです。