含み益はデジタル上の数字なので、利益確定をしないとお金になりません。
それはわかっていますが、わたしは待つことが富につながるという思想なので、含み益のまま放置してます。
利益確定しない
保有株の中で含み益が最も多いのは、三菱重工の株です。
780万円の利益を配当で得ようとすると、100年以上かかる計算ですが、利益確定はしません。
わたしは売買益で食べてるトレーダーではなく、インフレ対策で資産運用をしています。
三菱重工ほど手堅い会社は滅多にないので、現金のかわりに持ち続けます。

売却を考える時
わたしはリタイアしてから株を買い集める一方ですが、売りのタイミングがきたら、逃げるように手放すつもりです。
今はインフレが進行していますが、数十年のデフレの反動としては、まだ足りないと思ってます。
投資をギャンブルだと批判してる人が、インフレ(現金の価値が1年で減る)に耐えきれずにコッソリとNISAを始めたら、わたしは持ち株を減らしていこうと思います。
合理性ではなく思想で投資をしてる
わたしが会社を辞めた時に投資信託をまとめ買いしてたら、個別株をコツコツ買い集めてきた今より、多くのリターンが得られたはずです。
経済合理性だけで考えたら、手間と時間のかかる個別株はオススメできません。
わたしが個別株をやっているのは、多くの判断を迫られて、思考力を高めてくれるからです。
自分の頭がお金になる感覚を何度も味わっている内に、百以上の銘柄を持つにいたりました。

倍々ゲームのクイズの感覚
今ここで降りれば50万円がもらえますが、次のクイズに答えたら100万円をあげます、というクイズゲームがあるとします。
わたしは借金返済に追われてるわけではないので、100万円にチャレンジして、ゲームを楽しみたいです。
しかも100万円のチャンジに失敗しても、ゼロにならないのが株式投資です。
待てる人が富む
現代社会では目先のお金に反応するのではなく、長期的な目線で待てる人が、富を得られるのだそうです。
例えば芋をすぐに食べずに、植えて数倍に増えるまで待つようなものです。
日常生活でも待つことをいとわなければ、気持ち的にも豊かに暮らせます。
わたしは気持ちの豊かさが富を生み、それが更なる気持ちの豊かさにつながり、富の好循環が続いてます。
若い頃から自由と豊かさを望み、『待つ=富』という真理の一つにたどり着きました。
皆さんが富を得る参考になれば幸いです。